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GWをなるべくウェブを見ずに過ごしたら、何もわからない人になりそうだった

この記事を書く前には、別のことを考えていたのだった。

おじさんの話がプチバズったので、思わず、子供の日に必ず発表される子供の数の話になってしまったのだけど、本当は、大型連休にネットを触らずにいたらば、どうなったのかを書くつもりだった。

で、結果から言うと、ネットニュースを見ずに、テレビのワイドショーやニュースだけを見ていると、本当に、ネットに関することはわからないなあというのが感想でした。

もっというと、世界で何が起きているのかが、全く何もわからない。

感染者数は毎日流すけど、何が起きているかはよくわからない。重傷者数が多くなったことは、感染者数などよりももっと重要な一大事だと思うけど、その辺りを深掘りしている気配もない。まあ、一部のキャスターは、医療崩壊のことを掘り返しているけれども、府知事や都知事に「どないかせい」とは言わないわけで、せいぜい橋下徹が自分が昔やったことは棚に上げて、鴨下一郎に迫ったことくらいがわかるくらいだ。

これも、橋下はやってやった感たっぷりで語っていたけれど、よく考えれば筋が悪く、西村大臣あたりに同じことを言わないと意味はないだろうと思う。鴨下を相手にしたのは、都議選に向けての維新候補への援護射撃か何かなのだろうか。

それでも、キャスターもそういうポジショントークの出どころを探るような話はなく、それぞれが言いっぱなし、流しっぱなしの時間が続いていくわけだけど、まあ、こちらもそんなテレビを眺めるでもなく、横目にしつつ、スポニチを読んでいたりする。

一方で、実は、この間、知りたかったのにテレビではわからなかったことに出会った。

なぜ新型コロナウイルスのワクチンはmRNAを使っているのかということについて、誰も詳しく説明してくれない。技術についてどころか、なぜmRNAを使っているのかさえ、ワクチンの説明の中には出てこない。しかも、急激に進んだように見えるけど、それもなぜなのか。

これには、ハンガリー生まれの女性科学者の苦闘があったらしい。きっと、今年のノーベル賞を取るだろうとも言われているようだ。

詳しくは、これらを読んで頂きたいが、結局、こうした情報はテレビでは手に入らない。

実は、彼女のことを読んだのは、文藝春秋だった。

ネット断ちをしてテレビを見る合間に読んだ総合誌で知った情報が、結局、この連休中に得た最も尊い情報だった。

結局、文春なのか?

なんだか、ちょっと嫌になった。





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