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仕事の基礎となる力とは何だろう?

「船をつくる上での基礎となる力って何だと思いますか?」

うーん、設計も大事だろうし、
木材とかの選定や、実際に造る技術はもちろん大切そう。

「僕たちは建築のお仕事をしていて、
新しく入社してくれた若い人たちに”ひとつだけ”しか伝えられないとしたら、
何を伝えるか考えたんです。

それは、
航海することの喜びだと思うのです。

目の前の技術はとても大切です。
でも、航海する喜びやわくわく感を育ててあげることこそが、
基礎となって、後の技術に結びつくと考えています」

この言葉を聞いて、
深く頷くと同時にハッとさせられました。

自分自身が仕事をする上で、
そして人と関わらせてもらっている中で、
大事にしたいことをあらためて思い出させてもらったんでうs。

サッカーやスポーツをするときの基礎となる力。
勉強をするときの基礎となる力。
お仕事をするときの基礎となる力。

どれも自分の内側にあるもの。
それがキラキラと輝いて、目の前のことに向き合う力をくれます。

海士町の観光事業に関わるみんなと、島根県の江津市に行ってきました!

江津市は地理の教科書に「東京からいちばん遠い市」と紹介されるほど、移動が不便なところにあり、急激な人口減少や高齢化、雇用の不足など、さまざまな課題を抱えています。また、今回滞在し、研修の拠点とした有福温泉は、昭和から平成にかけ火災や豪雨による被害を数回受けるなどして、もとは20軒以上あった宿が3軒に減ってしまった人口80人の温泉街です。

訪問先はSUKIMONOさん。
冒頭の言葉は代表の平下さんに教えて頂いたものです。

SUKIMONOさんの建築デザインや家具づくり、
そしてその根っこにある姿勢がとっても素敵で、
その後、すぐにまた個人的に訪れてしまうくらいでした。

有福温泉にオープンしたホテルもとっても素敵なので、
ぜひみなさん行ってみて下さいー!



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