見出し画像

自社オフィスで発揮する、得意分野の”営繕工事技術” Part.2

こんにちは。株式会社藤島組 経営企画室 勝又です。
Part.1に引き続き、自社オフィス改修を題材として、私たちの強みを活かした営繕工事についてお話ししていきます。この記事では、この工事により起こした変化について書いています。
改修前の様子とプロジェクトチーム発足については、Part.1をご覧ください。


社長「今までの概念は捨てましょう!」

Part.1で紹介した昭和レトロ風オフィスに、慣れ親しんでしまっている私たち。まず社長から、「今までの概念を捨てよ」という一言をいただきました。さあ、何から捨てようか…。

最初に捨てることが決めたのが、固定席です。
弊社の中で最も人数が多い職種は、「施工管理職」いわゆる「現場監督」です。現場と現場事務所で活躍する彼らは、ほぼ本社には帰ってきません。全員分用意されていた現場監督の座席は必要最低限となり、フリーアドレス方式(自由席)となりました。
お客様の事務所改修を手掛けた際に触れたアイデアが、ここで活かされました。隣に座る人が違うと、新しい会話や意外なコミュニケーションが生まれます。今までなかった関係性が、ここから生まれる可能性を秘めています。

自然な会話が生まれる自由席


塗り壁とOAフロア

オフィス内壁は、弊社イメージカラーの若草色のモルタル仕上げとしました。左官職人さんの技が光ります。壁に残った金ゴテの模様がいいですね。
ある面は弊社女性陣が、額に汗をかきながら仕上げてくれました。作業終了は、皆さんとても良い表情でした。普段作業と離れた仕事をする社員にとって、実体験ができる非常に良い経験となりました。自分の携わったものが残るのは、建設業の醍醐味ですからね。

左官職人さんのお手本を見ながら
女性陣による渾身の塗壁仕上げ

床はOAフロア(電気配線をしまい込んだ二重フロア)としたので、コンセントが目立たずとても綺麗な仕上がり。デスクの下にコードが右往左往していた以前の姿とは、比べ物にならないくらい整理されました。

コンセントは床の中に眠る


限られた条件の中で、より効果的な変化を起こす

今回の改修にあたり、間取りや什器の配置は大きく変更されました。空間の使い方、そして雰囲気が、ガラッと変わっています。久々に来訪してくださった方には、「印象が違いすぎて、建物間違えたと思いました」という嬉しい感想をいただきます。

什器が入っても広々とした印象

「目的を果たすための変化を起こすこと」が、お金をかけて工事をする意味と言えます。私たちはこのスペースをより仕事がしやすい空間に変化させるため、何度も話し合いを重ね、この新しいオフィスを作り上げました。
必要なものが適切な場所にあり、誰とでもコミュニケーションを取りやすく。狙い通りのオフィスに形作ることができました。

私たちの得意な営繕工事では、要望を聴き、提案し、話し合いながら、ともにお客様が欲しいものを完成させます。時間、空間、金額面で制約がある中で、お客様の理想に1mmでも近づけるのが私たちの仕事です。そのために経験を積み、技術を磨き続けること。真摯なコミュニケーションを心掛け、要望を取りこぼさないことが、私たちを求めてくださる方のためになります。


ここまで読んでくださった方、誠にありがとうございました。
株式会社藤島組は、「人と人をつなぐモノづくり」をする会社です。
社内外での様々な取り組みを、このnoteで発信していきます。
また次の投稿でお会いしましょう!

この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?