シンボル

今日この日に敢えて書こうとは思わなかったが、お言葉を聞いて書きたくなったので書きます。

シンボルとは信頼の証だと思っています。ベンツのスリーアロー、フェラーリの跳ね馬、ルイヴィトンのLV、アップルのリンゴ。シンボルとはその共同体を表し、その共同体を説明するのに足る存在。だからこそ、その共同体を裏切ってはいけないし、社会に対し誠実でないとシンボル足りえないと思います。

日本人が日本人として自分を誇る。それは別に軍国主義でも国粋主義でも無く、共同体に属する人として当たり前の行為だと思っています。アイデンティティとは自分が自分らしく心穏やかに従属できるもの。それがあるからこそ、自分らしく生きていけるものだと思います。

逆に言うと日本人一億二千万人の信頼に応える。一生を通じてその使命を全うし続ける人生とはどんなものなのかと思う。

バカな話はするのだろうか?
おやじギャグはしゃべるのだろうか?
酔っぱらってへべれけになって記憶をなくすことはあるのだろうか?
おねーちゃんの裸は好きなのか?

好きな時に好きなことを好きなだけ
その真逆の人生のように僕は思う。

僕たちは一人の人間の人権を抑制し、自分たちのシンボルとして位置づけて、自分たちの人生の拠り所にしようとしている。そして、その役目を終え、次のシンボルに僕たちのアイデンティティを託そうとしている。

それは悪かもしれない。でも、その社会を受け入れるのもありだと思う。それが今の社会の仕組みなら、それで僕たちが日本人という誇りを持って生きていけるなら。
でも、心のどこかの片隅に置いておきたいと思う。僕も人間だけれど、彼らも人間だというコトを。

一億二千万人の祈りを一身に背負う。その人生に想いを馳せ、その生き様があるからこそ僕たちはシンボルとして信頼する。

お疲れさまでした。
そして、これからもよろしくお願いします。

全部で792文字でした。(タイトル除く)

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