紙のDMを有効活用しよう!ネット時代に見直される効果的なダイレクトメール活用とは
はじめまして、フジプラスコンタクトセンターのワキと申します。
普段、「DMステーション」というサービスを担当しておりまして、日ごろお客様からのDM印刷の依頼を受けております。
DM印刷の担当者として、今一度ダイレクトメールのことを書いてみたいと思います。
ダイレクトメール(DM)は、ダイレクトマーケティングのうちの一つで、
個人宛にハガキや封書といった印刷物を送付して、商品やサービスの案内などの販促を行うことを指します。
一方的な情報発信だけでなく、購入のお礼や新しい商品・サービスの提案、会員であれば、利用状況の案内を送ったりなど、既存顧客との関係性を構築するための手段としても有効な販促手段です。
「web上で完結する」マーケティング手法が多く活用されている昨今、改めて紙のダイレクトメールの活用が見直されてきております。Eメールでの情報は氾濫し、いま必要としない情報までも送り続けられている現状がありますが、紙のダイレクトメールは、正確なターゲティングと効果的なキャンペーン施策を行なうことで、Eメールだけではリーチできない顧客に有効なツールとなります。
今回は紙だからこそ効果的なDMの活用方法についてご紹介します。
紙のDMだからできるコミュニケーション
紙であることの良さとして、次のような点が挙げられます。
①コンテンツの内容次第で顧客に対して特別感を演出できること
②届いた紙媒体を手にして話題になりやすいこと
③家族や周囲の人と意見を共有するきっかけになること
④カタチとして顧客の手元に残せる可能性があること
実際に手に取ることができるモノなので、手に触れたり、サンプルで実体験できたり、保存性が高いという点が他のメディアと大きく異なる特徴です。
デジタルメディアが効率的に「情報」を伝えることができるのに対し、紙のDMは「体験」「感情」を伝えることができるメディアと言えます。
こんな時に、紙のDMは効果的です!
休眠顧客の掘り起こしに
メアドを取得できていない場合に有効で、動画等の営業フックでスマホより誘導します。可変のQRコードを印字することで、どの顧客が反応あったかも確認できます。
メール開封をしてくれない人に
なにか事情でメールを確認できないのかもしれません。紙のDMを送って、イベントやキャンペーンを認知してもらいます。
確実にリピーターを誘導するとき
O2O(オーツーオー)での施策が重要視される中でも、定期的な店舗誘導を促す際には紙でのDMが効果的です。割引クーポンなどを含めて活用します。
メール利用が困難なシニア層へのアプローチに
PCも使わない、ガラケーを所有する人にはまだまだDMが効果的です。特にシニア層には、紙で情報を得る習慣を大事にされております。
得意先への御礼やご挨拶に
成約や購入をしてくれたお客様、いつもリピートしてくれるお客様には、タイミングよく確実に紙でのDMを送ると効果的です。
いまやメアドを持たない若年層に
若者はLINEやTwitterなどのSNSで情報交換をしております。紙のDMを送ることで、大事なお知らせ等を周知します。
ダイレクトメールのいろいろなカタチ
ハガキタイプ
一番簡易に送付できるタイプです。ハガキサイズのDMが最もポピュラーに利用されています。様々なDMと一緒だと紛れ込む場合があるので、変形にするなど工夫が必要です。
封書タイプ
既存の資料などを同封して送付できるタイプです。長3、洋3、角2サイズが多く、宛紙や封筒そのものに工夫が必要です。
Book DMタイプ
複数ページの冊子として送付できるタイプです。情報量を多く掲載でき、封入作業の削減などが可能になります。
圧着タイプ
開きたくなる仕掛けができ、重要な内容を隠して送付できるタイプです。サイズにより定形郵便物として扱うことも可能になります。
One to Oneタイプ
内容物を可変対応して、あたかも私信のように送付できるタイプです。CRMやPOS等のDB分析結果により顧客に合った内容を伝えることができます。
高付加価値タイプ
箔押しやレーザー加工、盛上&隆起などを施し高級感を演出できるタイプです。高額商品やお得意様への案内に効果的です。
「DMステーション」でもたくさんの種類を取り扱っています。
ダイレクトメールを有効活用するには
今回、紙のダイレクトメールが持つ、いろんな活用方法やメリットをご紹介しました。ダイレクトに届けられるツールですので、大事なお客様と良好な関係性を構築できるように、上手く活用したいですね。
そのためには、送る相手に合った内容と送るタイミングを最適にすることが大事です。そういったDMの活用事例なども今後ご紹介ができればと思います。
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