見出し画像

ジュニアトレイルランで大切にしていること。

それは公平性

ジュニアトレイルランは国際的な規約ルールがあるわけでもない。

けれど、子どもたちがそれぞれに真剣にレースに臨む以上は
平等な条件でレースを行うべきだと僕は考えている。

これは僕がメインで行うマウンテンランニングにも通ずる。

数年前、確か2016年の世界選手権。
レース前日に行われる監督会議では、各国代表の監督と主催者でスタート時に
整列方法やエイドステーションの位置など細かく確認が行われる。

その際に出た質問で、
「GPSウォッチは使用可能かどうか?」
というものがあった。

今はもうGPSウォッチは一般化されたが、GPSウォッチを使用することで
ペースが把握でき、それがペーサー行為になるのでは?
という指摘から出た質問だ。
仮に一部選手のみ使用可能であれば公平性を担保することができなくなる。

ただ、この時はもうすでに一般化していたので
「使用は問題ない。」
ということで決着をした。

この例はピンと来ないかもしれないが、厚底シューズの使用可否でも公平性の担保が取り上げられたことがあるので、公平性に関してはその辺りをイメージしていただくといいかもしれない。

公平性を守るために、同じ部門に出る子どもたちはスタートのタイミングを同じにするようにしている。6月に行った逗子ジュニアトレイルミニでも、ウェーブスタートは取り入れたが部門ごとのスタートは必ず揃えるようにした。

理由は先に出るか?後に出るかで抜かしやすさその他の条件が変わること。
追う方が有利、逃げる方が有利など条件が変わってしまうからだ。

この辺は主催者の考え方、スポーツの特性にもよると思う。

僕個人としては、
保護者だったらどう思うか?
子どもがどう感じるか?
という視点を常に持ち続けたいと思っている。

公平な条件で走ることは、真剣勝負をする上では欠かせない要素だし、
走り終えた時、勝った負けたの嬉しい悔しいを受け入れる意味でも大切だと思う。

子どもたちの真剣勝負の場であり大切な遊びの場であるジュニアトレイルを、
これからも皆さんにもっともっと楽しみにしてもらえるように面白いものを
作っていきたい。

最後まで僕のnoteを読んでくださりありがとうございます!!
「スキ」や「フォロー」していただけると励みになります。
過去のnote記事はこちら
instaアカウント:@fujiomiyachi


最後まで読んでくださりありがとうございます。僕の経験や感じていること考えをいろいろと書いていきます。noteの記事を通じて一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!「スキ!」や「サポート」はとても励みになりますので、宜しければ応援の気持ちも込めてよろしくお願いします!