【第一回】ビールの話

記念すべき第一回目はビールのお話です。ビールっていつ飲んでも美味しいですよね。あっつい日の一杯目はもちろんのこと、寒い日にあったかい所で飲むビールも格別です!鍋なぞあったら、最高ですね。秋の夜長に、読書をしながらベルギービールをゆっくり飲むなんてのも大変オツでございます。そんなビールをより楽しむために、ちょっとお勉強してみました。

さて。それでは序章。ビールの基礎、作り方のお話です。あくまでざっくりと荒荒とした書き方になりますがご了承ください。まずビールの材料は基本的に4つ。「麦」「水」「ホップ」「酵母」です。
まず、麦を水にひたします。すると…芽が出て…その時、麦のでんぷんが糖に変化します。ちなみに糖がないとお酒は作れません!発芽した麦を次は水と一緒にミキサーにかけます!これで麦のジュースが完成です!そこに香りと苦味を加えるホップも入れて!酵母を入れます!酵母は糖をアルコールに変える仕事人です。ついでに二酸化炭素も作ります。これを濾したらビールの出来上がり…ということなのですが、各社いろいろなこだわりがありますし、ホームページでもっと詳しく教えて下さるので気になった方は是非、見てみてください!

それでは第二章、歴史編です。こちらもスピーディーにいきます!
まずビールの起源は、6000年前の中東、古代メソポタミアまで遡ります。その当時のビールは、麦芽をパンにして、砕いて水に浸して自然発酵させるというものでした。「液体のパン」なんて呼ばれたりもしたそうです。自然発酵のビールは現在も作られていて、ランビックというのを飲んだことがありますが…結構酸っぱくて、不思議な気持ちになりました。歴史や大自然のパワーを感じたい方は是非!
さあそんなビールは、中世ヨーロッパにて当時の知識人である修道士たちによって、磨かれていきます。色々な製法が試され、ビールの質はぐっと上がったとか。そしてそして。1500年代、ドイツにてビールを語る上で切っても切れないアレが生まれます。『ビール純粋令』です。これは、当時、品質安定のためにでんぷんや砂糖を添加していたのを、やめましょう!水と麦とホップ(あと酵母!)だけで作りましょう、という法律です。頑固で職人気質のドイツらしくて、結構好きなエピソードです。
ちなみに身近なビールで言うと、サッポロ黒ラベル、アサヒスーパードライなどにはコーンスターチ(とうもろこしでんぷん)が使われています。プレミアムモルツ、エビスなどは水と麦とホップしか使われていません。結局、どれがいいというよりは好みの問題ですね。僕は…シュワシュワしててちゃんと冷えてたら結構みんな愛してます!

さて。第一回から飛ばしすぎると長続きしなさそうなので、今日はここまで!次回は最近よく聞く、IPAなどのビールの種類なんかが書けたらイイなと思います!これはちがうぞ!などもよろしかったら聞かせてください!

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