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円高も考慮してインカムゲインを考えよう【お客様からの質問シリーズ㊳】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

「インカムゲインの獲得」が目的で債券投資をする方は多いと思いますが、為替次第で円建て受取額が変動することまで考えていますでしょうか。


(1)円ベースで一定ではない

債券のインカムは発行通貨ベースで一定(債券によって例外あり)です。ドル建て債券に投資した場合は、ドルベースで一定です。

よって、円ベースで受け取るインカムは為替次第で変動する可能性があります。外貨建て債券のインカムを円転して、生活資金に充てている方は円高リスクについて考えなければなりません。

(2)目標インカムは円高も考慮しよう

債券投資をする際の「目標インカムゲイン」はあると思いますが現時点でギリギリ達成できるといった状況の場合、円高にふれた場合に達成できなくなるので要注意です。

150円から10%円高が進むと135円になり、20%円高が進むと120円になります。どのくらいの円高まで進むのかは個人の相場観によりますが、10%の円高まで耐えれるくらいの余裕は欲しいところです。さらに税金で20.315%かかるのでかなり余裕を持って見積もる必要があります。

円高が進んでも安定したインカムが確保できるように余裕を持ってポートフォリオを構築しましょう。

(3)他のインカム資産にも分散をする

インカムを獲得できる投資対象は債券だけではありません。
円高リスクのヘッジや資産配分の観点から高配当株や国内REITも有効な投資先になります。

インカムが業績によって変動するリスクはありますが、円でインカムを獲得できます。
企業業績等も為替の影響を受けるので為替リスクを全てヘッジすることはできませんが、インカムの受け取り額の観点では為替リスクをヘッジすることができます。

(3)まとめ

今回は円高を考慮したインカムゲインの考え方についてでした。今は円安で円ベースのインカムゲインが多くなっていますが、円高が進んだ場合はそうはいかないので要注意です。

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