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証券担保ローン活用のおおまかな流れ【証券担保ローンのポイント⑫】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

証券担保ローンのリスクやメリットについてご存知の方は多いと思いますが、活用の流れについては知らない方も多いと思うので解説します。

以下は証券担保ローンについて書いた記事をまとめています。

(1)一般的な流れ

証券会社によって一部異なりますが、以下が一般的な流れになります。

口座開設

審査(担保資産準備と逆もある)

担保資産準備 (審査と逆もある)

融資実行

一定のタイミングで更新

・口座開設

基本的に口座がないと審査に進めないため、まず口座開設をする必要があります。

・審査

口座開設後に審査へ進みます。
審査では担当者と面談をして資産状況などを詳しくヒアリングされ、
審査が通れば証券担保ローンの活用ができます。


個人で借りる場合は個人の資産状況についてヒアリング

法人の場合で借りる場合は、法人と保証入れる個人について詳しくヒアリングされるイメージです。決算書などの準備が必要です。
⚠️法人の場合、個人と一体で見てくれるところもあれば、法人単体でしか見てくれないところもあるようです。
かなり細かくヒアリングをされるので、資産状況がわかるように準備しておく必要があります。

⚠️現在は証券担保ローンの申し込みも増加傾向にあり、審査にかなり時間がかかっているようです。

〈主なヒアリング内容〉
*この通りにヒアリングされるとは限りません。


①融資希望金額・資金使途・担保・期間・返済などについて
②保有有価証券(金融機関ごとの商品・銘柄・金額等)
③預金(金融機関ごとの残高)
④不動産(所在地住所、用途、種類、規模、時価、購入時期・築年数)
⑤その他資産(貸付金、保険、未上場株、仮想通貨等)
⑥借入金・負債(借入先・残存借入期間・借入金利・借入目的・借入残高)
⑦第三者に供与している保証債務
⑧法人決算概要と個人収入状況

・担保資産準備

担保提供する資産を証券会社に準備する必要があります。

⚠️この株は担保提供できない、この債券は担保提供できないといった感じで担保提供可能な資産は証券会社によって異なります。しっかり確認しましょう。


場合によっては、審査前に担保提供予定の資産を準備しないと、そもそも準備と審査に進めないケースもあるようです。

なぜなら、証券担保ローンに関する問い合わせが増えているらしく、その都度審査をする必要があり、大変だからです。
証券口座にすでに担保提供可能な資産がある人(確実に担保提供できる人)や借入金額の多い富裕層が優先されると言われても理解できます。

・融資実行

融資は円建てで実行され、登録している銀行口座に振り込みされます。

・更新

証券担保ローンは借りっぱなしではなく、一定のタイミングで更新があります。半年に1回が多いです。

更新の際に、面談をする必要があります。
金利や担保掛け目などの条件は借入時に固定されるわけではないので、更新のタイミングで条件が変化することもあります。

以上、証券担保ローン活用のおおまかな流れでした。

他に資産運用に関する記事を書いています。
以下のリンクが目次になるので併せてご覧ください。

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