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1億円で債券ポートフォリオ組んでみた!【お客様からの質問シリーズ㉕】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

自分のオリジナル債券ポートフォリオを作る際に、まず標準的な債券ポートフォリオについて教えてほしいというご質問が多いので、今回は「1億円の債券モデルポートフォリオ」をご紹介できればと思います。


(1)具体的な債券ポートフォリオ

今回は1億円を1000万円ずつ10銘柄に分散し、バランスをテーマにポートフォリオを構築しています。

このような標準的なポートフォリオに、目標利回りや残存年数に対するお考えなどを考慮してオリジナルの債券ポートフォリオを作成します。
米国10年国債利回りが約3.9%、ドル円が約141円の時の債券ポートフォリオと思っていただけると幸いです。

1億円債券ポートフォリオ例

・銘柄数

今回は1000万円ずつ10銘柄に分散しています。分散をすることで、投資先が破綻した際のダメージを軽減することが可能です。
しかし債券には最低投資単位があり、分散をすると投資の選択肢が狭まることもあるので闇雲に分散すればいいというわけではないです。

・業種

実は債券の発行体は金融機関が多いので、偏りがちです。
業種は7銘柄が銀行と保険の金融機関で残りの3銘柄が一般事業会社になっており、金融の比率が少し高いですが、業種のバランスが良くなるようにしています。

・債券種類

債券種類は目標利回りや背景資産・リスク許容度などによってどの種類を軸にするか決めます。
現在はアメリカの金利が高く、普通社債でも高い利回りが狙えるので、過度なリスクは取らず普通社債と劣後債を中心にポートフォリオを構築しています。

・平均残存年数

相場環境やご年齢などによってポートフォリオの平均残存年数は変わります。
平均残存年数は14.4年になっており、現在の高金利の環境を考慮して、長期債の比率を高めにしています。
更に様々な年限の債券に投資することで金利変動リスクを軽減しています。

・平均債券格付け

ポートフォリオ全体の平均債券格付けは投資適格であるBBB−以上になるように設計するのが一般的です。
今回の債券ポートフォリオは長期債の比率が高くなっているため、保守的にしており平均債券格付けがBBB+になっています。

・利率

ポートフォリオの目標平均利率を5%に設定しており、平均利率は5.3%になっています。

・利回り

目標利回りによって軸にする債券種類などが変わるのでポートフォリオ構築の際に大きなポイントになります。
今回は米国債に0.5%程の上乗せ金利を狙うことを目標にしています。
利ポートフォリオの平均利回りは4.7%になるので0.8%の上乗せ金利になっています。

(2)まとめ

今回は1億円の債券ポートフォリオの具体的な投資例でした。
あくまでも標準的なものなので、こういったものにライフプランや個人の考えなどを考慮して、自分だけの債券ポートフォリオを作っていきます。

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