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DieAter2 PANDEMONIUM

※有料記事になっていますが無料で読めます。なぜ有料なのかは一番最後に書いてます。

以前映画を製作しました。

過去、最も反応があった記事なのでこちらを載せておきますね。

その後、続編を製作しました。

で、こちらが完成半ばで、一旦休止をせざるを得ない状況となりました。様々な事情があるのですが、とにかく続けていくことが困難な状況になったんです。

さて、時がたち、再開が出来るようになりました。お待たせしてしまった皆さんには、申し訳なく思っております。

しかしわたしとしても、ここまで繋いできたバトンを手放すつもりはなく、この作品を完成させることに力を注ぎました。

そして完成に至ったのですが…

以前から「コンペティションで受賞する」(※映画祭ですね)という思いがありました。これについては2つの思いがあります。

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客観的に作品として評価を得たかった

わたしはたった一人でこの作品を完成させました。出演者や、協力者はもちろん沢山いるのですが、実作業は全て一人です。

出演してくれた皆の体験は確実に映画になる、そう確信してやり続けました。そのため、自己満足で終わってしまうことは避けたかった。もちろん、前作もたくさんの方に見て頂けましたし、とても意味のあるものです。

しかし、まだ十分ではない。映画にする必要がありました。お金をかければそれはある程度可能ですが(仕組みとしてはそういうものなんですよね)、そうではなく、作品として評価をしてほしい思いがありました。

そのためには「コンペティションで受賞する」が、最も分かりやすいんですよね。

この「摂食障害」というテーマだからこそ受賞したかった、という思いが1つあるのですが、もう1つは「映画製作をするもの」としての思いです。

映画を殺さないように

わたしは映画館で勤務したことで、たくさんの人に出会い、たくさんのものを見てきました。

そこでは、命がけで映画を制作するもの…深夜にアルバイトをし、昼間も働き、あらゆるものを削りながらも創り続ける情熱的な若者をたくさん目にしました。

一方で、巨大な資本で製作され、確かにエンタメとしては素晴らしく、またプロが携わるので作品としても素晴らしいのですが…本来映画が持つべき「問いかけ」や「思考」を生んでくれる体験を得るには難しい作品が増えてきました。

消費されて消えていくんです、そういうものは。誰かの血となり肉となるような、強烈な作品は中々生まれにくい(例外もたくさんありますがわたしはそう感じたわけです)。

そのために必要なのは、命がけで創り続ける人達なんですよね…(もちろん大作だってみんな命がけでやってると思いますけどね…)

しかし昨今はずっと厳しい状況が続いています。夢半ばで諦める人もたくさんいるんだと思います。けれど、わたしは、言いたかった。

立ち上がろう、創り続けよう」と。

しかしそれを主張するにはずっと説得力が無かったわけです。どうすればいい?答えは簡単です。結果を出せばいい。それだけでした。

一人でも、やれることが、ある。

東京ドキュメンタリー映画祭2020

さて、そういう訳で完成した作品を上記の映画祭に応募しておりました。

結果、正式に選出が決定しました。

パンデモニウム DieAter2」という表記になっていますが、これは伝わりやすさを重視したものです(主催の方の打診をお受けしました)。

が、紛れもなく「DieAter2 PANDEMONIUM」です。受賞できるかは、もちろんまだ分かりませんが、まず入選をしましたので、映画祭で披露することが出来ます。

第一歩です。本当にありがとうございました。

詳細はまた少しずつ

さて、いかんせ急展開でして…わたしもまだまだあれこれ進めないとなのでえすが、まずはこちらの映画祭で公開するまでは、上映をする予定はございません。

前作のようにイベント上映会をするか否かも含めて、今後の話になります。

また今作はオンラインでの公開は予定しておりません(これは製作者のわたしの意図によるものです)。

まずは劇場に足を運んでやってください。

その他の作品もすごく興味深いものが並んでいますので、映画祭そのものを楽しんでくだされば。当作品の上映予定は…

12月7日(月)16:00~
@新宿K's cinema


になります。チケットの販売なども公式のホームページをご覧ください。

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最後に…

この場を借りて改めまして。

出演してくれたみんな本当にありがとう。監督、やったよ。

支援していただいた皆様本当にありがとうございます。恩返しします。人よりもずっと不器用で、時間のかかるやつです。

製作にあたり関わってくださった皆様ありがとう。一人でやったといいましたが、たくさん素材を提供してもらってます。感謝!

過去作をご覧いただいた方々ありがとう。次回作もよろしければ!

すべての“DieAter”の皆様ありがとう。まあわたしの造語ですが、この作品は皆と共にあると思います。

有料記事な理由

無料で読める記事を有料にしてるのは、あれです。ご祝儀目当てです(笑)
というかここからそれなりに費用が掛かったりするので…まあよかったら手助けまでに是非。。。という感じでした。

しかし、本当にうれしいな。よくやったよ、マジで…

あらすじ

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Dieater2 PANDEMONIUM

「社会が産んだ病ともいわれるこの病について、少しでも“あなた”に知ってほしい」

《摂食障害》
「生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群」のひとつに分類されており、身体的要因と精神的要因が相互に密接に関連して形成された食行動の異常と考えられる。
(厚生労働省のHPより抜粋)

現在医療機関にかかっている患者数だけで2万5000人以上、推定患者数で20万人を超えるとされる疾患である。しかしその実態はあまり認知されておらず、また誤った情報も多く出回っている。

この映画は、そんな摂食障害という病に関する、社会的課題や心境を、当事者の声を通して直接知ることが出来るだろう。

出演者は皆、すぐ隣にいても違和感がないであろう方ばかりで、今まさにあなたの隣で苦しんでいる方もいるかもしれない。

そして病を超えたところにある“人間として生きる”とは何か という根源的な問いかけをしてほしい。

またこの作品は、企画、撮影、編集、その他、全て監督一人で行われている。クラウドファンディングによって資金調達を行い、iphoneで撮影された作品だ。

映画の“やるべきこと”を改めて問い直すきっかけにもなればいいと思う。

おまけ

そして「映画館時代」に関わってくれた皆様ありがとう。みんなのおかげでここまで来れたよ!!!まじで!!!

佐藤琢磨、いつも深夜まで映画製作の話ありがとな!!君の頑張りが今のわたしを作ってる!!
細川岳、俳優業頑張ってるよな!!ずっと応援してるよ!!!がんばれ!!!
葉名恒星!!映画作り頑張ってるよな!!!わたしもやってるで!!!
新里の哲ちゃん!!!いつも刺激しかもらってなかったぜ!!!また舞台見に行くね!!!
川上の百合やん!!マジで日本一の舞台女優だと思ってます!!絶対また見たい!!!
桐生のすばるはん!!毎度毎度ありがとう(笑)もうこれに尽きるわ(笑)
井上加奈子!!!映画沼を共に歩んだ盟友だなまじで(笑)いつもありがとう!!
石田のよしおさん!!人生で初めて尊敬した最高の上司でした!!諦めないでいられるきっかけです!!
松本真奈やん!!!とりあえず重要(笑)
藤井のみかんちゅ!!!あなたも重要(笑)
高橋のあんなさん!!!君も重要(笑)
水島小野かずも元気なのか…
いくのも重要(ついで感ww)
最初にわたしにポップコーンの入れ方教えてくれた笠間も(笑)
浅井は元気か?吉田くん何してる?三橋、千晶は息してる?(笑)
伊藤の春香さんまじでなにやってる?
中館!中館!!

他にも名前を出し切れないくらい感謝してます。マジで。

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藤本 純矢

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