NHKで「チ。」をアニメ化した。 毎回楽しみにみているのだが、とても困ったことがある。 「チ。」は中世における地動説を唱える禁忌の物語。 多くの弾圧にあいながら、地動説に目覚めていく人々を時代の変化に乗せて描いている。そのため主人公は一人ではなく、年代を追ってどんどん違う人物が主人公として現れる。 このストーリー展開はかなり独特だが、非常に魅力的で、興奮する。 原作漫画は、かなり人気があり、話題になっていて、満を持してのアニメ化だが、期待以上の作品になっている。
上野からパンダが帰ることになった。 現在パンダは中国からの貸与なので、日本で生まれたパンダも、一定時間の後は中国に返還される。今回変換されるパンダは、高齢で、病気があるとのことで(高血圧らしい)中国の環境に戻る方が治療になるとの判断で戻ることになったらしい。 パンダ好きにとっては悲しいことで、期待されるのは新たなる貸与、ということになるだろうが、しかしパンダの貸与にはかなりの資金が必要になる。といっても、ペアで年間1億600万円、子供が生まれたら、子供1頭年間6700
米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で日本庭園ランキング1位を取っているのが「足立美術館」。 不動の1位である。 2位は桂離宮。 足立美術館は国内外に人気があり、今はインバウンドの客も多くなっている。ともかく人気のある庭である。 ただ、どうしてこの足立美術館が人気があるのか、私には理解できない。 一つ言えることは、日本人以外の人にとって、特に欧米の客にとっては、足立美術館はわかりやすい庭だということだ。 この庭に初めて行ったと
朝ドラ「虎と翼」を見ていたら、主人公の寅子が、退任する、かつての恩師、穂高の最高裁判事の退任の演説を聞いて、本来渡すはずだった慰労の花束を多岐川に押し付けて出て言った挙句、桂木に叱責されたところで、穂高が追いかけてきて、どうしてまだ腹を立てているのかという顔をされたとき、桂木に促されたのに、「私は謝りませんよ」と言い放った。 その後、徹底して穂高に思いのたけを怒鳴りつけ、彼女は去っていく。 このシーンを見た時、正直、なぜここまで寅子は怒るのか、この状況で、穂高に花束
先日スマホがついにいかれてきて、新しいスマホに買い替えようとして、間違えて家人が機種変更するようになってしまったので、その契約を解除しなければならなくなった話の続きです。 問題山積で迎える機種変更 ショップは必要ないんだね 契約解除のために向かったショップの人は、親切で、要した時間も短く、よかったんですが、そこで分かったことは、やっぱりショップはもういらないんだなということです。 昔はショップ丸投げだったんですが、今それをすると手数料が数千円かかります。結局オンライ
docomoはショップをどんどん減らしていて、私の家の近くにはもうない。 docomoのスマホがそろそろダメになってきたので、修理するか、どうするかと思っていたが、docomoに電話して問い合わせたら、まず、修理できるショップは限られていて、30分ぐらいかけて出かけるしかない。しかも私は家族会員で、契約者は家人。となると家人を伴って店舗に行くか、自分で行ったときに、家人に電話をかけて、確認をとるか。どちらかになる。 あくまで私は代理人ではない。私のスマホの修理だ。それ
昔加湿といえば、囲炉裏とかストーブにかけたヤカンと相場は決まっていて、しかし危険この上ないのも事実だった。ひっくり返せば熱湯が噴き出してくるわけだ。 現在、加湿器が一般化しているので、ストーブ・ヤカンの組み合わせは死語だろうけれども、加湿器が発売された当時、画期的だったのが超音波によるもので、水が熱くならないという商品だった。 当然熱湯にならないわけだから危険度が低い。そこで多くの人が喜んで購入した。 現在では超音波性の暑くならない加湿器の方が主流で、加湿器の湯気が冷
テレビで見たことだが、武隈というロシア研究家が興味深いことを言っていた。 現在プーチンはパレスチナ養護の姿勢を出しているのだが、単にイスラエル批判というほど単純ではないらしい。 そもそもプーチンは、ネタニヤフとは良い関係にあったという。個人的に気が合ったみたいだ。 だからプーチンのイスラエル批判は、単にプーチンが個人的にイスラエル政権が嫌いとか、そういう話ではない。 現在のウクライナとの戦争を有利に運ぶことに、ガザ地区の戦乱を利用しているということはもちろんある。だ
毎日マスコミで報道されているが、ジャニーズ事務所は、創設者ジャニー喜多川氏の性加害問題の責任を取るための、今後の計画を記者会見で発表した。 多くの人がこれを見て、いろいろ思うところはあると思うが、どう考えても最もまずいのは、ジャニーズという事務所名もそのままに、会社もそのままに、存続する道を選んだことだ。 今日になって、軒並みスポンサーがジャニーズ事務所所属のタレントをCMに出さないことを発表してきている。CMに出られないということは、その会社がスポンサーしているドラ
老人ホームで「殺してくれ」と叫ぶ高齢者の実情、スタッフに笑顔で接する裏側にある"本音" 松原惇子(まつばら じゅんこ)という作家の書いた記事である。 東洋経済ONLINEに掲載されている。 この人は作家で、女性が一人で生きることをテーマにした作品が多いらしい。現在70代ということで、親の介護もしているし、自身の独身で、老いーについての文章を書いているらしい。 作家として作品を出しているし、昨日今日老人介護について書き始めたわけでもないのだろうから、自身は「こたつ記事
先日総理大臣が、マイナンバーカードの保険証問題について語った。 今年いっぱいで健康保険証を廃止、マイナンバーに一体化の方針は変えず、マイナンバーカードを持たない人には、資格証明書を出す。この資格証明書は、現行の健康保険証とほぼ同じ機能を持つということでしたが、だったら、何億もかけて、資格証明書を出しなおすのは無駄とか、だったら一体化を数年先延ばしにすればいいだろうとか、いろいろ批判山積です。 私が気になったのは、資格証明書を出す基準です。 総理の言によれば、マイナン
アマゾンで衣類を買って、試着後に返品無料と書いてあったので、返品しようとした。 アマゾンは返品手続きが時々変更する。 昔は返品商品のバーコードと、返品先の住所の書かれたラベルを印刷し、バーコードは商品と同梱。返品先ラベルは梱包の表面に貼ることになっていた。 また返品方法のページに、宅配業者の電話があり、集荷を自分で電話依頼するようになっていた。 これがあるときから、サイト上でヤマトに依頼できるようになり、所定の日時を選ぶと、ヤマトがやってくるようになった。 し
今回は備忘録もかねて、最近の自作パソコンのトラブルについて。 GTX1650という安価なグラフィックボードを使っていたが、RTX3060ti という上位機種のグラフィックボードに付け替えることにした。 グラフィックボード(GPU)で、NVidiaのGeforce というグラフィックボードのシリーズで、2010年から2019年まで主流であったのがGTXシリーズで、2018年から現在まで、その地位にとって代わってきた新しいシリーズがRTXなのだが、このRTXシリーズの大
NHKに若いウクライナ人のディレクターがいて、彼女はウクライナの戦争が始まってから、ずっとそのテーマで番組を作っている。彼女は、多くのウクライナ人にインタビューして、いかにウクライナの力になるかを模索しているようだ。 彼女が作ったひとつのドキュメントは、ウクライナの戦争から1年を経て、ウクライナの戦争がどう捕らえられているかと言う話だった。 日本人の平和 このドキュメントを見て、私自身が気づいたのは、ウクライナ人が思う、日本人の「平和感」だった。 ウクライ
女川という場所は、東日本大震災で被害を受けた場所ではあるが、現在仙台以外の東北地方で、人口が増えている場所だという。特に若年層の数が増えている。 どうしてこうなったかというと、震災のあと、大変な被災を前にして、この状況を打開するには、若い人の力が必要だという事を認識し、「60歳以上は口を出さない」という決まりを作ったらしい。 そもそも、東日本大震災の被災地は、被災前から過疎がはじまり、高齢化の問題を抱えていた。それが震災によって加速した。 その女川で、人口の多い高齢者
非常宣言 と言う韓国映画が公開されるようだ。 色々前評判のいい映画だったが、内容は、ざっくりいうと。 機内でバイオテロが起こり、乗客、乗員が次々と感染。 機長は死亡、副機長も感染。 どうやって飛行し続けるのか。墜落して死ぬのか、それとも感染して死ぬのか。 犯人もまた感染の危機にありながら、平然としている様子から、もしかしたら感染しても助かる道があるのではないかと、地上では模索を始めるが、同時に、このまま感染者を乗せた機体をどこに着陸させるのかが問題となる。 受け入れ国はある