弁護士 藤本一郎

交通事故 の被害者のサポートに特化している弁護士です。 全国から高次脳機能障害・遷延性…

弁護士 藤本一郎

交通事故 の被害者のサポートに特化している弁護士です。 全国から高次脳機能障害・遷延性意識障害・脊髄損傷 などの重度の後遺障害事案、死亡事故のご依頼を頂いています。 詳しくは、だいち法律事務所のホームページ、キリン先生の交通事故講座をご覧ください。

最近の記事

解決事例:死亡事故 Cases12

【事案の概要】  被害者は、自動車に乗って交差点に設置された横断歩道上を横断していました。そこに、交差道路を進行して交差点に進入しようとした貨物自動車が衝突しました。  この事故によって、被害者は、頭部と全身に強い衝撃を受け、外傷性くも膜下出血、胸部・腰部・下肢の多発骨折などの怪我を負った結果、事故から約1年後に死亡しました。 【保険会社との交渉】  刑事記録を入手たところ、事故現場付近に設置されていた防犯カメラの映像が証拠化されていることが分かりました。  この防犯カメラ

    • 少年事件①(年齢による手続の違い)

      だいち法律事務所のホームページに、『少年手続』に関する新しいコラムを掲載しました。 交通事故の加害者が少年(20歳未満)だった場合、加害者は成年とは異なる手続で処分が決められます。 しかも、少年の年齢によって手続が異なるため、詳細の把握が難しいです。 だいち法律事務所は、死亡事故、重度の後遺障害(高次脳機能障害・遷延性意識障害・脊髄損傷など)を専門的に取り扱っていますが、加害者が少年という事案を取り扱うこともあります。 『少年手続』をテーマにしたコラムでは、少年手続とはどんな

      • 解決事例:死亡事故11

        【事案の概要】  被害者は、夜間に歩いて幹線道路を横断していました。そこに加害者が運転する自動車が走行してきて、被害者に衝突しました。加害者は、被害者に衝突して初めて、被害者の存在に気づいたようです。  この事故によって、被害者は、頭部に強い衝撃を受けた結果、死亡してしまいました。 【刑事手続での対応】  ご遺族からご依頼を頂いたのは、交通事故が発生してから半月ほどしか経過していない時点でした。この時点では警察による捜査が行われている最中でしたので、刑事手続の段階から関与さ

        • 消しゴムはんこ

          既に12月も半ばを過ぎ、今年もあと僅かになってしまいました。 12月とは思えないほど暖かい日が続いているので、なかなか実感が湧かないでいます。 さて、実感が湧かないとはいえ、年賀状の準備はしないといけません。 そこで、毎年の恒例となっている「消しゴムはんこ」の製作に取りかかりました。 さて、この「消しゴムはんこ」は、2021年の年賀状から作成するようになり、今年が4回目です。 今年も、板状の消しゴムに、事務員さんが「たつ」の下絵を描いてくれました。 彫刻刀を使って輪郭を彫

        解決事例:死亡事故 Cases12

          ご挨拶

           「だいち法律事務所」代表の弁護士の藤本一郎と申します。  交通事故という一瞬の出来事によって、被害者やご家族は、身体的・精神的・経済的に多大な被害を受け、混乱の最中にいらっしゃると思います。特に、「重度の後遺障害を負った事案」、「被害者が死亡した事案」では、被害者やご家族の生活・人生が一変しているかもしれません。  事故前と完全に同じ状態に戻すことは難しいことです。このため、加害者(保険会社)から、被った被害に見合った「適正な水準の賠償金」を得るしかありません。これを可能に