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桜に包まれたお母さんのアジト。姥桜には、色香があるというが、めったに出せないらしい。ただ、歳を取るだけではダメらしい。桜守から灯台守への道とは?

ただ今、桜守しています。

先日、子どもたち、孫たちが、誕生日祝いに来てくれた。

「はい、プレゼント!」と渡されたのが、
枝ぶりがりっぱな桜。

えっ? まさか? 嘘でしょう? 桜泥棒?
いくら、私が桜が好きだからと言って・・・

まさか、学校でもらったの、と娘。

PTAの役員をしている娘が、学校で飾っていた桜を処分すると聞いてもらってきたらしい。

ホッとした。

手渡された桜は、まだ3分咲き。

ところが翌日から、5分、6分と、どんどん咲き始めた。
2日目には、私の机のそばで、満開に。

編集部の金子さんからの誕生祝ビールと。

美しい桜を見て思わず、プシュッと缶ビールを開けた。

こんな贅沢な花見が、家の中でできるなんて、孫の学校の先生に感謝。

桜のことを、ちょっと調べたら、おもしろい話が。

若い桜には、「色気」があるけど、
姥桜には、「色香」があるらしい。
その「色香」を出せる桜は、めったにないらしい。

姥桜は、自分で枝や幹を少しずつ枯らしながら、花をつけるという。

だから、「色香」が出せるのか。
こんな姥なりたい。

部屋の桜守をしながら、お母さんのアジトに思いを馳せる。

今日、お母さんのアジトも、桜に包まれていた。

桜に包まれたお母さんのアジト

桜守から灯台守になるのか。

部屋の桜と、孫からもらった手がきの誕生祝いの絵を見ながら、

孫たちの未来に、ひとつでもいいから、

「ナンカ、イイコト、ウミダシタイ」


孫の名前は、渚桜(なぎさ)
娘(三女)が描いてくれた桜


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