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個展に"人生は夢のように儚い"なんてタイトルを付けたように、終わった途端に夢から覚めたような日々が押し寄せてきた。その時、自分の中身はちゃんと空っぽになっているのを感じた。 ────「次」へ進みたい。10周年を迎える前に強くその衝動に駆られた。旅路に持って行けるものは限られる。新しいものを入れたいのなら、前の旅で使い古した洋服やお土産は抜いてスペースを作る必要がある。なのに自分のスペースがすでにパンパンなところへまだ入るかも〜とか言いながら無理やり押し込んでいる状態だった。
個展の展示作品が全て完成し、残すところ明日の展示作業のみとなりました! やっとここまで来た。長かった。一時はどうなることかと思ったりもしましたがなんとか辿り着くことができました。応援してくださった皆さんありがとうございます! 1年前に話が持ち上がり、9ヵ月のひきこもり制作期間を経て丸っと1年かけてここまできました。間違いなく藤森愛としては1番のロングプロジェクトです。 目に見えて形に残る作品(イラスト)と、目に見えず形に残らない作品(音楽)の両方を作っている私には、イラ
昨年の冬頃には個展の開催が確定して、本格的な制作は11月頃から始めました。 最初の方にスケジュールを立てて、このペースなら間に合うっしょ!って感じだったんですけど、そしてこのまま行けば間に合いはするんですけど、半年経つと流石に「制作きちぃ!」ってなってます(笑) 今までやってきたプロジェクトは準備期間が長くても3ヶ月くらいで、さらにライブしながらということもあり、こんなにがっつり制作だけに腰を入れるは初めてなんですよね。でも体力がそんなに必要なわけでもないし、スケジュール