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日記を書くのは、不安だからなんて泣けてくる


映画「静かな雨」のあるシーン。曖昧な記憶でもあるけども。

老人が60年間書き続けた日記をすべて燃やしてしまったら、
今まで書いてきたことに意味はあったのだろうか。



やめられない習慣。
日記を書くこと。
毎日、もしくは2-3日まとめて、
あったことや感情、考えを書く。

振り返って読んでみるが、
意味のわからないこと、恥ずかしいことも書いてある。
時間も書き加えている。


LINEのkeepメモを使い、例えば勉強を始めた時間もメモする。
「14:30-ドトール スタート」という具合に。


ある時、間違えて友達に送ってしまった。
やばいと思った。
しかし、その気持ちは徐々に消え、泣けてきた。
「ごめん!笑」とLINEしたが、そこには「笑」の気持ちはなかった。
いつの間にか「自分に不安で・・・」と打っていた。


今まで使った時間は生きてるか。
積み上がっているか。
あの時の楽しかった記憶は無くなってしまうのだろうか。
あの時の気持ちの高まりは幻想だったのだろうか。
あの日は、あの日は・・・・。


泣けてきた。
いや、涙は出させない。
喉にギュッと込み上げてきたものを、
それ以上あげさせない。


不安だから書いてるかもしれないが、
不安から逃げるためだけに書いてるわけじゃない。
今日も日記を書こう。


別の日。
別の友達に「日記見返せば、どこで何時に何してるか全部わかるんだ〜」
と言った。
「キモ…」と返された。


キモくていいし。
日記をやめるつもりは、もうない。