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余談『Girls²最新EP「Love Genic / Bye-Bye- Bye」の特典DVDを見て、あの瞬間、僕はぴあアリーナMMのアリーナ10列28番に巻き戻っていた』

「Love Genic / Bye-Bye- Bye」

推しのGirls²の最新EPが発売され、今回は通常シングルと特典DVD付きがライブ盤とダンス盤の二種類という三形態での発売となりました。

もちろん全種類買いました。

中でもライブ盤はぴあアリーナMMで開催されたGirls²の三周年記念ライブ『Girls² 3rd Anniversary Live -ダイジョウブ-』が収録されており、自分もその場にいたこともあって、あのときの感情が蘇ってきました。

上記の記事にも書いたのですが、ずっと興奮しっぱなしです。
Girls²ファンと正面から交流しはじめたのも、このライブからでした。
それまで関連するドラマやアニメの仕事をしていたこともあり、東京某所のイベントとかにこっそりいったり、東京ガーデンシアターで開催された『Enjoy!/Good-days』は関係者席で観ており、一般のファンの方との交流は避けていました。

でも番組終われば自分の仕事も終わるわけで、普通の人に戻れるということは普通のいちファンにジョブチェンジできるわけで。

なので堂々とチケットを抽選で買って、どこの席があたるかな~と楽しみにライブを待つ生活を送れるようになりました。

そんな感じですっかりファンのひとりになった自分が今回、改めてライブ盤を再生してみて、あの日の感動にふたたび自分が包まれたわけです。

冷静に見てて最近思うこと(勘違いかもしれない)

これまでは番組を作ってくる中で、企画から実現性のあるコンテンツにするために『ガル学』では様々な注文を受けつつ、脚本家という立場でGirls²のメンバーたちに役を与えてきました。

本人役とはいえ、目的のある物語である以上、別人格であり、それを彼女たちもわきまえて芝居をしてくれました。

当然、違和感はあったでしょうけれど、僕自身が彼女たちをよく知らない時点で企画が動いていたこともあり、よく知った頃は自分の手を離れてしまっているというのがいつもの流れ。
幸い、『ガル学』では実写ドラマ化の企画が持ち上がったこともあって、厳しいスケジュールではありましたが、自分なりの一年通して見てきた彼女たちらしさをどう落とし込むかに挑戦することはできたと思っています。
(性格とかはいきなり変えるわけにはいかないのでアニメを経ての性格設定にしてしまいましたが)

演技をするということを中止に見てきて、彼女たちのパフォーマンスそのものは映像でしか観たことがありませんでした。
なので『ガル学ライブ』でのリハーサルや、先のライブなどを通して実際に歌い踊るパフォーマンスを展開する彼女達を見て、素直に「素敵だなぁ」と思うこともあり、更には仕事しすぎて仕事がつらくなっていた自分自身に活力を与えてくれたこともあり、今では彼女たちのパフォーマンスが無くてはならない生活の一部となっています。
(最近はLucky²やiScreamも増えましたけれども)

で、歌うことに関してですが、百花、桜花、美咲あたりは高音の伸び含めて歌い手として性能が高く今回のEPやライブでもその力を十分に発揮しています。
「あなたがくれた奇跡」での美咲と桜花のツインボーカルは情感たっぷりに恋心を歌い上げていますし、「点描の歌」のカバーを担当した百花は歌姫の名を冠するところまであと数歩というところまでステップアップしてきています。
來亜も未渚美も歌はいけるのですが個性あるので歌割りの際にアクセントのある部分に使いがちのような気がしています。(特に未渚美は変声期に直面したこともあって辛そうな時期をしっているので「がんばれ」と心の中で応援してしまうのです……)
蘭、綺羅、都愛はラップパート担当にようになっていますが、都愛のかわいい声(本人は気にしているようですが)とか好きですし、蘭も綺羅も自分の音域にハマるといい表現するのですが、この三人はラップ&ダンスユニットとしての性能をレベルアップさせていくのかもしれません。
特に「Bye-Bye-Bye」のダンスプラクティスにおける都愛のかっこよさは光るものがあります。
ですが今回注目したいのは柚葉。
実は彼女のクセのない歌声は、全ての声を繋ぐハブとしての役割があります。
ボーカル力もあり「Flutter」でみせた百花との歌割りの中で歌詞の中のふたりの登場人物の揺れ動く感情を表現しています。
east²のときにも歌という面において蘭と都愛をひっぱっていたのは柚葉でしたし、彼女たちにとっても大事な「ダイジョウブ」は柚葉の歌声から始まります。
Girls²が歌という面においてパフォーマンスの鍵となるのは柚葉なのかもしれない……と今回のライブ盤を見ていたりEPを聞いたりして個人的に思ったことをなんとなく書いてしまいました。

もちろん違う意見もあるでしょうけど、ガールズ✕戦士シリーズから見守ってるファンからすれば当然という意見かもしれませんが、Girls²を履修してきて三年くらいの元関係者がファンの目線で彼女たちを観て今思うことがこれでした。

ダンスに関しては自分がそこまで勉強していないので、いろんなスタイルがあるなぁと思いつつ、美咲のアイソレーションの使い方はきれいだなと思います。
都愛のゆらゆらした動きも自分の体格をしっかり活かし始めていて指先や関節にちゃんとポイントをもってきているので好きですし、桜花の長い手足を活かした迫力や綺羅の表現力と蘭の力強さはもう書く必要がないというか。
百花も來亜も未渚美も他の子と同じ様によくもあんだけ動けるなと関心してしまいます。
さすがexpg生ということなのでしょう。

Lucky²とかみてると、まだみんな懸命にがんばりすぎてて、そこがかわいいんだけれど「抜く」表現を身につけると化けるんだろなぁとは思っています。

指導してるTANIOさんとか振付師の皆さんとか、いろいろ大変なんだろうなあと思ってしまいます。

そんなことを思いながらこの週末に予定されている「Girls² Live Tour 2022 “Shangri-la”」の東京公演2DAYSが楽しみでなりません。幸い両日ともアリーナ席から観られるので、彼女たちの成長を楽しみたいと思っています。

ファンの方によっては「こいつわかってねえなあ」と思うかもしれませんが、まだ勉強中なのは確か。ほんと、勝手なことばかり書いてほんとすみません。でも今が一番楽しいのかもしれません。
スタッフだったら売ること考えなきゃならなくて、もっといろいろと大変なんだろうなぁと……自分もあちら側に少しだけいたので後ろで支える方々も応援したいです。
(ライブの度に見かける偉い人に挨拶欠かしてないですし!)

――以上、本日の余談でした。
次回をお楽しみに。



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