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余談『Lucky²「ずっとずっとずっと」&Girls²「We are Girls² —Ⅱ—」リリーイベント@イオンモール幕張新都心』に行ってきた

推し活の朝は早い


朝が早い

始発ではないが朝日の昇る前に電車に乗る。
リリースイベントの冬の朝はいつもこんな形で動き出す。
前の晩に準備をし、今日、推しに会うために(見に行くだけでも、そう言う)、万全を期す。
体調管理は当たり前。
家族の承認(呆れているだけ)を得て出掛けていく。
健全な推し活は健全な肉体と健全な家庭から生まれる――を、できる限り心がける。
精神に関しては病んでるまではいかずとも、なにかあるからこれに打ち込みたくなるわけで、今の自分に必要な生活な支柱となっているのは間違いない。

そういいながら前回は体調崩しましたが。(天候が悪すぎた)

そうした活力の源は人それぞれだろう。
自分の場合、今はGirls²とLucky²になっている。
本は『おはスタ』内のアニメ『ガル学―聖ガールズスクエア学院―』を作ったことでGirls²のことを知り、そしてステージ上では全力のパフォーマンスを見せようと舞台裏で努力する姿と大人たちのアドバイスを真剣に吸収しようとする真摯さに感動すら覚えたからだ。
好きなことに向き合う姿がそこにはあった。
ファンに向けて自分たちを見てほしい。
そして感動してほしい。

自分も作品を作りそれを待つ人たちに届けたいという気持ちはある。
送るべきは感動である。
そこに重なった。

自分は歌は歌えない。
ダンスも踊れない。
自分にできないことをする彼女たちはリスペクトするに値する。
そして、まっすぐな彼女たちがどこまで行くのか見てみたくなったことが始まりだった。

そしてGirls²は自粛ムードの長い時を経て、ぴあアリーナMMの3周年記念ライブを経て、一皮むけた姿を僕たちに魅せつけた。
見てほしい。
から
魅せてあげる。
――にシフトした瞬間だった。

あのときからGirls²は自分たちが支えるのではなく、支えてもらう存在になっていった。

Girls²のために『ガル学』の物語を書き、LIVEの演技パートを演出し、ドラマまで書いたことでやることやり尽くした感覚はあった。
けれど、同時期、『ガル学2』の企画が立ち上がり、それに続く子たちために物語を描くことになった。
メンバーはまだ二人しかいない。
そこから四人増えると確定したのは少し後。
そして六人のLucky²が動き出した。
とにかくみずみずしい。
フレッシュという言葉がはまりすぎるくらいに見ているこちらにその元気を放ってくる。

拙さもある。
ミスもある。
不安も感じられる。

それでも、そのパフォーマンスから放たれる力は僕たちに元気をくれる。
寄り添ってくれる。
こんなオッサンでも、元気にしてくれるパフォーマンスがそこにあり、その成長を見守りたいと思わせる。

かわいいは正義という言葉がある。
自分もかわいいものは好きだ。

けれどこの世界、かわいいだけで乗り越えられない壁もある。
Lucky²にとっての今がそのときだ。

「ずっとずっとずっと」で掲げた目標。
MV100万回再生。
そしてCD出荷枚数1万枚超。

これまでLucky²が成し遂げられたことのないハードルが
このリリイベの間、立ちはだかっていた。


吉報

だがLucky²にはファンがいた。
一部、ラキラキ村とも言われる不思議な集団がかなり熱心にLucky²をおいかけているらしい。
そうしたファンたちがLucky²の背中を押すべく、MVの再生数が2024年3月2日に100万PVを突破したのだ。

100万をこえた!

前述の住民たちは一日何回MVを回したことかわからない。
互いに励まし合うかのように1万PVを超えるごとに
スクショを上げるのがいつしか習慣化していた。

もちろん自分もそのひとりだ。

自宅作業者の強みを活かして、仕事をしながらMVを回し続ける。
ただ同じものを再生してもカウントされないかもしれないので
この流れでLucky²の「夢空に羽」をはじめとする過去のナンバーも回していく。

当初はリリース日までに100万PVを超えたかった。
けれど実際はその手前でとまってしまい、最終リリイベまでに――がアイコトバになっていた。


イオンモール幕張新都心

天気予報によると日中は13℃とこれまでのリリイベが嘘のような好天の予報。
風も南風であるため寒くはない。

とはいえさすがに桃の節句。

朝はまだ寒い。

幕張豊砂駅を降りたときにはまだ風が冷たかった。
そしてここから目的地まで徒歩で7~8分くらいはかかるような気がする。
来たことがない場所だったのでとりあえず頭の中に地図を浮かべながら、主要道路に沿って歩くことに。

横断報道をわたり、コストコをみながら公園を目指す。
この公園が見えるあたりに目的のステージがある。

結果遠回りにはなったけれど、迷うこともなく到着。

でかい

イオンモールってどこもでかい。
はじめてきたところはなおさら大きく感じる。

昨日、近所のイオンモールむさし村山に買い物に行ったばかりなのだが、あっちはもう細かいところまで知っているためか狭くて仕方がない。
まあ駐車場はでかいが施設はそこまで大きくないので、ここと比較しても仕方がないのだが、この幕張新都心は広い。

中身はほぼ入らないだろうし、使わないので、とりあえずステージ前の待機列に並ぶ。
午前8時前で15人くらい。
知り合いもいたので無駄話で時間を潰す。

今日はいつもの雨、寒空とちがってどこかのどか。
雲のない青空が天井の隙間から覗く。
午前8時を過ぎた頃からスタッフさんたちが集まりはじめ、仕切りが作られていく。

準備中

優先エリアなどを見てみると、そこそこの広さはあるようだ。
はたして何名入るのかはわからないけれど立ち見である以上、ステージをまともに見ようと想ったら二桁番以内は必須。
もすくは最後列を狙って離れた視界で全体を見るようにするかだ。

午前9時、CD販売開始。
今回、Lucky²は現物支給。
なので枚数を考えないと帰りの荷物で苦しむことになる。
そもそも今回はリリイベでそこまでは積んでないので枚数自体はそこまで多くない。

で、結果、66番が一発目でひけたのでこれを基点にもう一枚買い足してお見送り回で100万PVおめでとう、と、サイン会行くよ~と声をかける感じでいいかなぁとシミュレーション。
なのでもう一周、並ぶことに。でも次は214番でした。

とりあえず時間まではシール配ったり、ご飯を食べたり。
今日は前回、熱を出していて会えなかった子が来ていたのでほぼ一緒に行動していた。
このコの宝物というか、ポーチがあるのだけれど、そこに入っているのは推しのカードとPASMO。
更に財布、そしていろんなチェキやらトレカやら自分があげたシールやら……。
9歳のくらいの女の子は不思議である。
自分に娘がいないのでこの年頃の子の実態はよくわからないけれど、子どもと大人の境界線に差し掛かろうかという年頃なのに、完全に子供なのだ。

けれど数年も経って中学生になり、高校受験などを控えるとまた考え方も変わるのだろう。
Girls²の來亜ファンの女の子が今年受験で、夏前くらいから一切のGirls²の曲などを聞くのを辞め、受験に打ち込んでいたらしい。
合格したと今日聞いて、本当によかったと思う。
それだけ自分が進みたい方向に、自分で考え、好きなことを我慢して全うした姿はとても輝かしいものだった。そのお父さんは冬のツアーでも見かけたり、リリイベに送ってもらったりしたくらいにガル活はしていたみたいだけれども。

だらだらと時間を過ごしていたら、Lucky²のリリイベの時間となったので移動することに。

Lucky²「ずっとずっとずっと」リリースイベント

この見出しでこの記事を書くのは四度目となる。
今回のセトリは前回と同じ。

1・ずっとずっとずっと
2・MC自己紹介
3・まっさら
4・Dreams,StandUp!

今回はセンターで観覧。
優來のパフォーマンスも堂に入ったもの。
細かい仕草が本当に心惹きつけるものがある。
今回のリリイベを通して、本当に優來の良さを知ったような気がする。
基本、箱推しは変わらないのだけれど、優來推しの比重がだいぶ大きくなっている。莉愛優來だけれど、優來が強い。

目がそこにしかいかない。

ああ、これが推すということなのだろうな。

一曲目の「ずっとずっとずっと」では最初、音が合わずに
「もういっかい!」が久しぶりに出ましたが
「もういっかい」ライブは『ガル学2』でもやってるので
再現してるみたいですが、トラブル対応もできるようになってきていて
なによりです。

で、今回は「まっさら」の中で自分が一番好きなパフォーマンスに着目。
2サビの移動は一番好きなのだが、その少し前にある
「まっしろな地図を染めていく」あたりで
優來と莉愛がステージ下手で向き合う振り付けがあるのだが、ここでアイコンタクトしているのか、言葉を交わしているのか、クスクス笑っているのだ。
本当にここが一番かわいい。

MVとかあがる予定があるなら見てほしい。
ほんとに。

「Dream~」はコルレのビデオが公開されていたが、みんなダラダラ。
まずあの名前連呼が滑舌悪くファンの皆が言えてない感じでダラダラ。
サビの復唱もちょっと消極的だった感じ。
やはり修行が足りてないのでLucky²のリリイベ、あと五回くらいはやってほしい。……経済的にきついけど。

知らせは突然に――

そして現在の活動状況を告知している中、ステージ上手からスタッフさんがマイクを持ってLucky²に話しかける。

「CDの現在の現在の売上、発表しちゃいます」

皆が興味津津、
ファンはみんな突破したと信じているがLucky²たちは自信がないのか消極的。
「実は、なんと――、なんと――、なんと――」
(あれ? これ、ゴチか?)
とか思いつつ
「一万枚突破しました!」
で会場が爆発。

ステージ上では優來が後ろをむいて泣いてしまう姿も。
優來だけでなく森朱里も、莉愛も涙ぐみ、皆が泣いていた。
日彩も表情管理忘れて泣いていて、緊張していたものが一気に崩れるとはこいうものなのだな――と僕らも思った。
そして僕らも泣いた。
泣かないわけがない。
だってCD買って、MV回して、この子たちをゴールさせてあげたいと何より願っていたのは自分たちだったからかもしれない。

これはあとで誰かに聞いた話しだけれど
メンバーの子たちも疲れて
ちらしくばりをしたり
緊張した中、リリイベをしたりと帰ってきて泣いてしまうことがあったらしい。

でもステージでは誰もそんな姿は見せない。

だから僕たちもそんなことは知らなくていい。

後ろを向いたとき、泣いていたとしても、正面の僕たちを見たときに笑顔であることがLucky²が進むべき姿である、これからの姿勢でもある。

皆を元気にする。

Lucky²は「胸を熱くするアイコトバ」なのだ。

ステージ上で大崩のLucky²だったが、セカンドリーダーでもある優和が場の空気を変えて仕切り直し、一番泣いてるリーダーを鼓舞する。
自分の役目を思い出した妃希がコメントを発し、そしてリリイベはいつもの空気に――、いや、前以上にひとつになった形で終わりを迎えた。

おめでとう、Lucky²。
これからもよろしくお願いします。

Girls²「We are Girls² -Ⅱ- 」

そんな感動の物語があった二時間後。
先輩たちのリリイベが始まる。
さすがの貫禄。
Lucky²の倍の集客がある。

自分も優先エリア入場券はとっていたものの、10組目の最後のほうなので、もう最後尾から見ようと決めていた。
実は最後尾、少し離れてみることができるので、全体を見ることができる。
更には視界も広くなるので皆の顔くらいは見えるようになるのだ。

眼の前に背の高い人がいて絶望的な場合はこれ以上の回避策はない。

で、今回のセトリは以下のとおり。

1・Magic
2・MC自己紹介
3・センチメートル(岡崎体育Remix)
4・Make My Day
5・LETTERS

Magicは音源が披露されたこともあり、余裕をもってパフォーマンスをみることに集中できた。
曲のバラエティさもそうだがふりつけも組分けでいろいろ編成を変えており、覚えるのも大変だったろうに完全にこなしていく。
代々木のステージでの披露が楽しみな一曲だ。

そしてセンチメートル(岡崎体育Remix)は岡崎体育さんの『TECHNIQUE』で披露された楽曲で自分が最前列だったときにみたもの。ただしこのときは美咲がいなかった……。

なので聞くことができて嬉しいことがひとつと、センチメートルといえばガル学。
そしてガル学といえば脚本の自分。
なので自分のための曲だといつも脳内勘違いも甚だしい曲でもある。

最後のサビ前「届きそうで、届かなくて」の桜花が美咲の背中を押すところが本当に好き。
そうそう、これ、アニメ見てないと振り付けできないやつ。
とガル学LIVEのリハで初めて見てえらく感動したやつ。

Girls²のパフォーマンスの全体(当時。たぶん今も)を見ているTANIOさんに「好き」っていいそうになったやつ。

そして新曲。
こちら、なんとなくFlutterを思わせる青春系の歌。柚がメインで歌い始めるからかもしれないけれど、今のGirls²にしては珍しいタイプかもしれない。
とはいえこの可能性も現在も模索中なのだろうし、もう少し聴き込んだら好きになるタイプなのは間違いない。

そしてここから直結でLETTERSが展開。
はじまった瞬間、腕振ってた。

やっぱライブの最後はこれだ。
カモネオからLETTERSの流れは最高なのだ。今回は違うけれど。

リリイベが終わって

ちょっとしたことがあり、知り合いにそれを報告するためにフードコートで雑談。
彼はえらく落ち込むというかショックをうけるというか、まあ、複雑な心中だったであろう。
教えないわけにもいかないしなあ……と思っていたので。
これは別に悪い話しでもよい話しでもない。

この写真を撮っているあたりでちょっとしたイベントがあった。
別にLucky²にあえたわけでもないし、Girls²にあえたわけでもない。

アンバサダー就任おめでとう


この表情が好き

あと、今日はLucky²のお見送り回でマネさん?にも「おめでとう」と思わずいったら会釈してくれたりしました。
そして偉い人に「これシールあげます!」と押し付けてきました。
彼女たちには届かないと思うけれど、あのおじさんが喜んでくれたらそれでいい。おじさんといっても自分より年下だと思ったけど。

そして帰りは電車に揺られに揺られて寝落ちしながら最寄り駅に到着。

これから仕事に励みます。

――以上、本日の余談でした。
次回をお楽しみに。






サポートしていただけることで自信に繋がります。自分の経験を通じて皆様のお力になれればと思います。