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【子供達の未来を守る人々 VS 子供達の未来を壊す人々】

ここ数年、私が翻訳をしたり記事を書いたりしようとするパターンは大体こんな感じ。

台湾の友達や台湾の著名人が何かについて疑問に思ったり不平に思ったりする記事を読んだり、台湾市民が実際に困っているニュースなどを見たりすると、これって日本では全く報道されていないなとすぐ気が付く。そうなったらあとはほぼ自動的に、富士子は一生懸命そのことを理解し、どうやったら分かりやすく日本の方々にご理解いただけるかを考え、複数ソースを確認し伝えるべき内容を整理して、それを翻訳して皆様にお届けする。

台湾で起きていることと実際に日本が報道している内容とを比べると、一言イメージで形容すると、「ドロドロ」と「ふわっと」。

だから日本の方々は台湾のことと言ったら、美食や観光情報の他は、「台湾有事」ぐらいしかわからない。

本当の台湾はもっと複雑で、 もっとヒューマンドラマがある。

日本の場合だったら、例えば皆さんがご存知のあの人。
彼女が拡散した、日本や台湾に多大な迷惑をかけているとんでもない誤情報を更にシェアしているネットユーザーさんの投稿を見ると、自分の出番だと自覚し、その人に誤情報だと返信したり、引用して、この情報は間違いであって気をつけるようにと発信をしたりする。

こうしたとんでもない誤情報をシェアしてしまった人に返信する理由は、デマ情報の撲滅という狙いの他に、ある意味、シェアしてしまった方の名誉を考えてのこと。

なんせ、かなりレベルの低い、悪質なデマ情報だから。

台湾の方々も日本の方々も、なぜ社会の問題や国の危機について日々発信をするのか?を考えると、結局、本来の思いは同じなんじゃないかな。

自分の国が良くなるように、や、現在の自分達のためのみならず、自分の子供達の世代が良い生活ができるようにするため、なんじゃないかな。

「入園料が5500円、あの時代は良かった。」

去年、自分がよく通っている舞浜のホテルのマネージャーさんがつぶやいたこの一言、ずっと忘れられないで頭の中に入っている。

20年前は確かに今より良かったよね。

父も母もよく「昔は良かった」って言った。

じゃ何で良かったか?

それは、私たちの前の世代の方々が、子供たちのために一生懸命色々と頑張っていたからじゃないかな。

だったら、今度は私たちの番だ!と、子供たちの笑顔を見て、いつもそう思う。

どの時代でも人々は常に救世主の出現を望む。

でも本当の救世主なんて、…めったにいないと思う。

所詮、人間が一人で世の中を変えようとするのには限界がある。

一人一人が自分のできることを頑張る。

それこそが、国が強くなれる力なんじゃないかな。

一人一人が頑張れば、国は強くなれる。

まともに頑張らないで、真面目に働かないで、デマで社会を撹乱しようとするような人、「子供の未来を守る」と言いながら子供の未来を壊そうとしているような人の偽善に気づき、結局は金儲けが目的なだけの嘘を信じないで!

あなたの名誉にもかかわる問題になりますよ!

一人一人出来ることを頑張りましょう!

まずは、自分の頭で考えよう!


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