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漂流記/大地真央さま

作詞:小林和子
作曲:大野克夫

1986年10月21日発売

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アスファルト 流れる雨のひとすじが
河になったら 僕はもうここには居ない
あてもなく 流れてゆくよ

シャッターの降りた横須賀
陽の暮れのざわめきあとに
浪漫という切符を手に
荒れ狂う海に乗り出す

サンフランシスコ湾 男と女の
サンフランシスコ湾 港はあるかい
旧いバーで 一人酔えば
ああ 俺は今、漂う船だよ

 
海風に しめった煙草投げた時
火の粉が散った トレンチを肩からはおる
見も知らぬ 女と二人

折れそうな 女の肩
あの頃のおまえ 重ねた
あばずれも腕の中では
淋し気な少女だったよ

サンフランシスコ湾 やさしい女の
サンフランシスコ湾 枕はあるかい
空の壜に 謳いかける
ああ 俺は今、漂う男さ

サンフランシスコ湾 やさしい女の
サンフランシスコ湾 枕はあるかい
空の壜に 謳いかける
ああ 俺は今、漂う男さ

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私の大大大好きな大地真央さんのBESTアルバムに入っているこの曲。

軽快なリズムと真央さんの少し掠れたような、篭ったような、独特な宝塚男役の方の発声の歌い方・歌声がすごく素敵なんですよ!

一番好きなフレーズは
”あばずれも腕の中じゃ
淋しげな少女だったよ“

確かに、男性が敢えて女性の歌を歌ったり、その逆もあるよね。
秋元康の書く詞って特にそう。AKBの曲って一人称が「僕」なのが多いし。

けどこの曲の一人称は「俺」なのよ‼
カッコよすぎませんか。。。真央様。。。

しかも“あばずれも腕の中じゃ”って…
抱いてるのよね??
え、凄すぎない??
今ドキ男性でもこんな歌詞歌いこなせる人いない思う…
この曲でキザになりすぎず、歯が浮くような感じを出さずに、すんなりと受け入れられのは、やっぱり本物男性ではなく、
男役という、「現実には存在し得ない」男であり、
男を研究し、男の要素を詰め込んだ特殊な存在だからこそ、なんだろうなと感じます。

(その中でも色気ムンムンで艶やかな男性的魅力を持っていた大地真央さんだからこそなんだろうな)

大好きな曲です。
ぜひ聴いてみてください。♡

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