あれから何日か
過ぎ気がついた時。
父が居間に寝ていました。
何事が起きているのかわからず
気がついた時は、父は鼻からは
白泡が出ていました。

家には電話が無いため母は
自転車に乗り祖母の家まで走りました。
私母の後ろに落ちないように
母にしっかりつかまっていました。
姉は鼻から泡がでる父の世話を
していました。
この時姉は、
小学校四年の時でした。

結局、父の死は心臓麻痺と
言う病名がつけられました。
まだ 38歳でしたが、私に
とって優しい父でした。
私がはしかにかかった時もお菓子の袋をくれたのを覚えています。
母は砂糖湯を作ってくれました。
あの時代は、電話がまだ
各家に なかった気がします。

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