崖っぷち文系大学院生から、民間企業の研究職になった1年を振り返る。
2019年も、あと数日で終わりですね。以下の入社エントリーを書いたのが、今年の4月。私にとっては大きな環境の変化を迎え、人生観、職業観を見つめ直す1年でした。
文系・理系という区別自体がナンセンスかもしれませんが、人文社会系の領域にいる研究者が民間企業で研究者になるのは多分、まだ珍しいケース。大学院生や若手研究者の置かれた社会的にも金銭的にも不安定な状況の問題、キャリアパスの不透明さの問題、研究資金や研究時間の確保の問題など、色々な困難があるなかで、「実際どうだった?」「会