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二番

二番とは

大天井、大底はそれぞれ一番高い、一番安いという意味で使われていて、重要な価格になるのは分かります。

では、二番天井や二番底がチャートでどうように分析されるのか理解しているでしょうか?そんな解説されることの少ない二番について解説していきます。


二番

「二番天井、二番底は盲点になりやすいが、非常に大事なところ!」です。

それぞれ意味としては


二番天井
大天井を付けてから、再び上昇して付けた戻り天井
二番底
大底を付けた後に再び下落し押し目で付けた底値


ここにはマーケットの本質が隠れているそうです。

二番天井
二番天井は

買方が再度天井越えを狙うが売方の勢力に押されて高値更新できずに反落してできた形

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重要なのは一つ前の天井を越えなかったということです。

この天井を越えた場合には買方はさらに自信をつけていき、さらに価格が上がる可能性が高まります。

それに対してこの二番天井のような形で高値を更新できない場合には、前回の天井が「子の価格は高い」という意識をされ下がっていく形になるのです。


二番底

二番底は
売方が再び底を狙うが、買方の勢力に押されて安値更新できずに反発した形
大底を割らない時には、下がると思って売り注文が出ていますが、多くの人が既に売った後なので売注文が出なくなっている状態だそうです。

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そして「これ以上下がらないな。」となると切り返して上昇していきます。これが二番底の構図です。

過去に起きた大きな下げ相場(リーマンショックやチャイナショック、古くは大恐慌)のチャートを確認すると、二番底のように大底を確認してから上がっていっていくケースが多いそうです。

このことから二番も一番に負けないくらい大事ということが分かります。


騙しになりやすい一番

一番底の時には騙しになることが多いそうです。

一番底で買えるというのは理想ですが、そのあと再度下がってくることが多く、大底でエントリーできた人もその下げに耐えられず、不安に駆り立てられて手放してしまう事が多いそうです。

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天井打ちと底打ちの回数

天井打ちと底打ちでは底打ちの方が2番底、3番底と回数を付ける事が多いそうです。

大底でエントリーした人が「まだ下がるのではないか」という不安に駆り立てられ手放すことが多いため安値圏では二番底、三番底と底打ちを繰り返すことが多いですね。

投資の格言のひとつに「天井三日、底百日」という言葉もありますが、これは一般投資家は買う人が多く、プロは売りで取る人が多いので、買い勢力の方が握力が弱いという理由から安値圏の方が長くなるという傾向を表しているのです。


まとめ

今回は盲点になりやすいポイント「二番」について解説しました。
大底や大天井のあとの二番が重要だということが分かりました。


私の師と仰ぐ小次郎講師の教えを参考にさせてもらってます。講師は動画などでもっと詳しく説明されてますので興味のある方は是非検索してみてください!

今回は以上になります。

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