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ポルトガル2023TIP⑥ 公共交通機関

リスボン

・地下鉄
・路面電車
・バス
・ポルトガル鉄道線
・船
・ケーブルカー
・エレベーター
などがあります。さすが丘の街だけあって、丘の上と下を結ぶケーブルカーやエレベーターも交通機関です。

観光名所の一つ、グロリアケーブルカー

公共交通機関

今回は地下鉄と路面電車、バス、ケーブルカーを利用しました。
地下鉄は「Metropolitana」、路面電車とバスは「Carris」が運営しております。どちらも共通の乗車券を利用しており、運賃は1回券が1.65EURで全てICカード乗車券を利用しているので、乗車券も購入する場合は0.5EURが別途かかります。なお、路面電車とバスは車内で購入できますが、その場合は追加料金がかかり、バスの運賃は2.0EUR、路面電車は2.65EURと割高になります。事前に地下鉄の券売機か、近くにない場合はキオスクでICカードを購入することが可能です。

路面電車の車内にある券売機

また、地下鉄・路面電車・バス・ケーブルカー・エレベーター共通の24時間券があり、6.4EURです。旅行者はこれが一番いいかもしれません。なお、こども運賃は設定がなく、4歳以上は全て大人運賃が運賃がかかります。ただ、これには話があって、地元に住むこどもは窓口で7.0EURを払って、乗車券を申し込むと、4歳から14歳までずっとその乗車券が使えるのだそうです。しっかりと観光客からお金をとってますね(笑)

リスボンにはCarrisが運営するケーブルカーが3ヶ所、エレベーターが1ヶ所あります。どれも旧市街にあり、観光客にとても人気があります。そのうちの「グロリア・ケーブルカー」の下りに乗りました。登りは何回も待たないと乗れないくらい、観光客に人気のためです。ICカード乗車券を持っていると、通常運賃で利用できますが、持ってないと現金で往復分(3.6EUR)を購入しなければなりません。ここでもしっかり観光客からしっかり稼いでいます(笑)

街を走る路面電車

利用しなかったですが、マデイラ島とアゾレス諸島(サンミゲル島)には路線バスが走っていて、多かれ少なかれ、各地域とフンシャル(マデイラ島)・ポンタデルガダ(サンミゲル島)といった首都を結んでいるようです。

マデイラ島の路線バス。

シェアライド

また、ポルトガルではシェアライドが認められていて、「Uber」と「Bolt」が営業しております。アメリカ生まれのUberは日本語対応のアプリですが、今回はエストニア生まれのBoltが20%引きのオファーだったので、Boltのアプリからオーダーします。

オーダーしたのは
①リスボン空港から最初に泊まったBelem地区のゲストハウス
②Belem地区のゲストハウスからリスボン空港(早朝)
③リスボン空港から帰国前に泊まったOriente駅近くのホテル
④ホテル近くからリスボン空港

結果はというと
①は空港内の指定された乗降場にて見つけることができ、旅行会社で働いている人なので、いろいろとポルトガルのいいところをオススメしてくる(プライベートツアーの営業トーク)。「マデイラとアゾレス」に行くと話をしましたが、彼のオススメは南部アルガルヴェだそうです。

②朝5時で少し待ったが、地元の青年がやってくる。とても物静かですが、荷物の載せ下ろしを手伝ってくれるなど、いい人っぽい。

③夕方の混雑時にオーダーしたところ、乗降場じゃない場所につけて、ここに来てと言い始める。「子どもがいるから無理だ」と言ったら、「スペイン語ならわかるか」と言い始め、「できない」というと勝手に走り始める始末。こっちでアプリ上でキャンセルしたが、料金は掛かってしまった。結局、地下鉄で向かった(後日談有り)

④オーダーし、到着するとこちらの荷物の多さを見て向こうからキャンセル。再度地下鉄で向かおうとしたものの、大変なので、一サイズ大きい車で注文。すると、穏やかな表情のおじさんが運転するミニバンが来て、荷物も楽々搭載。

車には様々な種類があり、通常サイズは大体コンパクトサイズやコンパクトSUVが多い様子。①はうまく積むことができましたが、②は少々小さかったために少し工夫をして搭載。④では最初の運転手が載せられないとドライバー都合でキャンセルになりました。

④でキャンセルした後のオーダーでは、車の値段一ランクあげ、6人乗れる車にしました。すると、日本でいうミニバンがやってきて、3つのスーツケースも問題無く搭載され、値段も通常+2EURぐらいで、タクシーよりも安くすみました。

ここで言えることは
・1人や2人の場合は通常のサイズで大丈夫。
・3人以上でも、荷物が無い場合にも通常サイズでOK。
・荷物が多い場合は大きめのサイズが良い。
・時間帯によっては値段が上下する場合がある。
・ドライバー都合でキャンセルすることがある。

ということです。それを頭に入れて置くと、本当に便利です。

で、③ですが、後日アプリ経由でサポートチームにコンタクトをして事情を説明したところ、結果「支払い分はカードに返金します」との連絡を受けました。

なお、リスボン以外に行った「マデイラ島」と「アゾレス諸島」ではUber、Boltともサービスを行っていないようです。

リスボンの路面電車

(この項、了)

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