私の手帳遍歴と来年の手帳検討
9月1日から、ほぼ日手帳2020の販売が始まった。
ほぼ日手帳とは、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれたオリジナルグッズのひとつである。
ほぼ日手帳は、2020年版で19年目を迎えるそうだ。
1日1ページ書けるのが特徴で、使い方は自由だ。
私は、2004年からずっと使っていた。
毎年新品を買うたびに、今度の1年は素敵に・有意義に・いい感じに毎日埋めていこうなどと妄想するんだけど、結局は日記になっていた。
それでも書き続けるのは悪くないなと思っていた。
でも10年以上も使い続けていると、ちょっと他の手帳もどうなんだろうという気持ちもわいてくるわけで。
なので、2018年は思い切って別の手帳に手を出してみた。
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替わりに使い出したのはジブン手帳だ。
ジブン手帳とは、広告会社のクリエーター佐久間英彰氏が作ったオリジナルの手帳。
「1年で終わり」ではなく「⼀⽣つかえる」手帳へ。というコンセプトだ。
毎年変わる手帳。その中には、年を越しても残したい情報もある。
メモのページは⾜りなかったり余ったりする。
だからこそ「DIARY」と「LIFE」と「IDEA」の3分冊スタイルに。
(ジブン手帳 コンセプトより)
手帳としての「DIARY」、年を越しても残して使える「LIFE」、⼿帳のメモページは⾜りない場合の「IDEA」、という3分冊となっている。
個人的にほぼ日手帳との大きな違いは、1週間の見開きページがあることだった。
ほぼ日手帳は、1日1ページ、見開きで2日分。1ヶ月のページはあるけど、1週間のページはないのだ。
その点、ジブン手帳は、1日1ページはないけれど、見開きで1週間のページがあった。
1週間を俯瞰してみたいなという思いが強くなっていたので、思い切ってジブン手帳に乗り換えてみたのだった。
2018年はジブン⼿帳Bizを、2019年はジブン⼿帳Biz miniを使ってみた。
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1年半以上使ってみた感想は、「使いこなせなかったなぁ」だ。
今年の目標や月ごとの振り返りや、計画やなんとかリストなど、いろいろ書き込むことができるのだが、それに対してちゃんと書かなきゃと思いつつなんか書けなくて現在に至ってしまった。
ちょっともったいない。けどめんどくさい。
また、1週間の見開きがいいなと思っていたけれど、いざ使ってみると、ほぼ日のスペースに慣れてしまっていたのか、1日の書くスペースが足りないなと思ってしまった。
もっといろいろ自由に書きたい。
あと、カバーが弱い気がする。自分の使い方のせいかもだけど、カバーとかペン入れるとことか割れちゃう。
ま、あくまで私個人の感想なので。
いずれにせよ、ほぼ日手帳が懐かしくなってしまったのは事実。
そんで、ほぼ日手帳2020のラインナップをたまたま見かけて、やっぱいいなぁって思ったのだった。
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ほんとはこれを機に、仕事で手帳を使うようにしようと思った。
今はふつーの大学ノートを使っている。
サイズ的にはA5のほぼ日手帳カズンが前から気にはなっていた。
でもね、これけっこう重いんだよな。
カバーと本体あわせると500g超えちゃうのだ。
実際に店頭で持ってみたことがあるのだけど、これは持ち運び厳しいかもって思った。
というわけで、オリジナルのA6サイズのほうにしよう。
色はどうしようかなと迷い中だが、この選んでる時期がけっこう楽しかったりするのだ。
カズンをあきらめたことで、ほぼ日手帳をあえて仕事で使わなくていいかと思った。
むしろ、今の大学ノートの使い方のほうが、なんやかんやで仕事使いにはあってそうな気がした。
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「ちゃんと」っていうのは、アクションを鈍らせる魔法の言葉だ。
むしろ呪いだろうか。
自由すぎてもだめだけど、型が決められすぎてても実は食指が動かないものなんだなと気づいた。
適度な自由さ、気負わず書き込める気軽さ、そして出力しやすくする自分なりの最低限の型を見出すこと、このへんのバランスがうまくとれると、無理なく続いていくような気がしている。
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