日記 ~ええんやで~ 2019/08/20
「己の欲せざるところは人に施すなかれ」
論語のこの言葉は、昔から自分の行動規範になっている。
自分がされて嫌なことは人にしないようにしよう。
すごく当たり前のことだと思うんだけど、世の中には自分を棚に上げて傍若無人に振る舞う輩もいる。
でも中には、本人はなんとも思ってないことが、別の人にとっては深刻な問題で傷ついてしまうこともある。
で、けっこう無意識に与えられたダメージのほうが、油断してる分、地味にでかかったりもする。
じゃあ周囲に忖度しまくって萎縮して生きればいいのか、というとそんなことはない。
むしろ逆で、もっとおおらかに生きたいなと。
そしてみんなももっとおおらかになればいいんじゃね?と考えている。
あまり細かいこと気にせず、雑というか、良く言えばおおらかに。
許しの心を持って。
「ええんやで」の精神である。
で、結局なにが言いたいかというと、自分は電車でうとうとして、隣の人に寄っかかってしまったとき、「んあっ!」って不快感たっぷりに振り払われるのが結構ショックなのである。
(いや、申し訳ない気持ちはある)
というわけで、今電車で居眠りしてる見知らぬおじさんが、私にめっちゃもたれかかってるんだけど、「ええんやで」という心待ちでそのままにしてるのだった。
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