見出し画像

労働問題を語りたい【導入】

noteを始める経緯

知っている人は知っていると思いますが、私は労働問題が比較的好きです。
寧ろ趣味レベルで好きだったりします。以前労働問題のことを書くためだけに別名でブログやツイッターを作っていたほどです。
藤川麻理麻としては書きたくないから、カモフラージュのために、普段使わない絵文字や顔文字を多用したり、日ハムファンのくせにカープファン装ったりしてバレたくなくて必死です。
もしあの人と私が繋がった人は内密にお願いします。
でも、その別人ブログはいくつか記事も投稿しましたが結局続きませんでした。専門的にしようとしすぎて調べ直したりしていたら面倒になってしまったのですね。
そして、ブログも辞めてツイッターのアカウントも削除して、何ヶ月か経ったところで、ボイトレの先生から「そういえばあのブログどうなった?」と聞かれました。そういうブログをやっていたのは前に話していたからです。

今、雇用関連で苦労している人も多いから、そういう情報必要としている人いるんじゃない?

そう言われた時、

正直私の経験が今の状況下で役に立つのかはわからないけど、知らないより知っていた方がいい知識であるのは確かだ。よし、やろう!

と決めました。

それからもう1年以上経った気がしますが、ようやく重い腰を上げました(実は下書きはめっちゃあるのだが、やはり方向性で悩み公開までは至らなかった)。

全ては知ることから始まる

私が労働問題に詳しくなったのは、とあるブラック企業に勤めていた時におかしなことがたくさんあって、労働基準監督署に足繫く通ったことにあります。
そこで今まで当たり前だと思っていたことが実は違法であることが意外と多いことに気づかされました。
知識を付けた私は会社にどんどん突っ込んでいくようになりました。
そして、最終的にクビになり(厳密にいうとクビではないが便宜上クビという表現)、団体交渉をして利益損害請求まで至りました。

徹底的に戦った結果私に残った労働関連の知識。
現在個人事業主の私は雇用関連の知識は自分自身には必要ありません。
ですが、気づいたら相談されるようになることも多くなっていました。その度に労働基準法とかその辺りの法律を知らない人が多いことを思い知らされます。
でも、それは仕方がないことで、学校でも労働基準法の中身を詳しく教えてくれないし、自分で調べたり動いたりしない限り知ることができないものでもあるのです。

だからこそ「知る」「調べる」ことが非常に大事になってきます。
労働問題だけに留まらず、これは万事に通じます(このご時世に学んだことの一つ)。

労働に真面目過ぎる日本人は「そういうものだ」と諦めてしまい受け入れている人が多い気がします。
でも「理不尽に思うこと」はだいたい「理不尽」です。

自分の精神を壊してまで続ける仕事はないと思います。
労働に関する法律は労働者を守るためにあるのです。
その法律を知らないのはとてももったいないことです。

知ってからどう行動するかは自由です。
とにかく、何でもまずは知ることが出発点になります。
そこからどう動くか自分で判断すればいいのです。知らないことには何も始まりません。

私は専門家ではないので鵜呑みにしてほしくはないのですが(法律は変わっていくし誤解もたくさんあるので)、私の趣味が少しでも誰かのお役に立てば幸いです。

ということで、今年から少しずつ「労働問題を語りたい」シリーズ始めようと思います(そんなにたくさんはないシリーズ)。
相変わらず更新ペースは遅いと思いますが、気になる方は少しだけお付き合いください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?