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2023年8月の記事一覧
債券投資入門④ 株価と金利の関係は?
「債券投資入門」、各方面から好評いただいています。③から少し日にちがたってしまいましたが、今日は「株価と金利の関係は?」です。
みなさん、金利が上がると株価はどうなると思いますか?
昨日のNY市場は「金利低下→株高」でした。この1-2年は「金利上昇&株安」「金利低下&株高」の印象が強いかもしれません。
でも、金利も株価も上がることだってあります。
一筋縄ではつかみづらい株価と金利の関係を、
ジャクソンホールってどんなところ?
ジャクソンホール会議が話題ですね。
日本時間きょう23:05にパウエルFRB議長の講演があり、noteでも速報対応します。
パウエル講演のプレビューは数日前に配信しました(下記リンク)が、きょうは完全に雑談。「ジャクソンホール」についてです。
◆ Hall(式場)ではなく、Hole(穴)カタカナだと、「コンサートホール」のようなHallと勘違いされがちですが、Jackson Holeです。
NVIDIA 決算ポイント 株急騰 最高値に
今朝伝わったホットトピックですね。
NVIDIA(エヌビディア)が強い決算を出してきました。5-7月期は市場予想でもかなりの増益が見込まれていたのですが、それを大きく上回る内容。8-10月はさらに収益拡大を見込むというものです。
AI特需で最大の恩恵を受けている企業といえるでしょう。きょうは取り急ぎ、決算のポイントやCEO発言、株価の動きをサクッとまとめます。
【プレビュー】ジャクソンホール会議
ここ数日、マーケットニュースで「ジャクソンホール会議」という言葉があちこちで聞かれます。
毎年8月下旬に開かれる経済シンポジウムです。世界の中央銀行首脳や経済学者が集まります。FRB議長の講演は今後の金融政策運営で重要なメッセージを出すことが多く、FOMCなみに注目されます。
そもそも、8月は夏休みシーズンで、7月FOMCと9月FOMCの間は8週間もあります。雇用統計やCPIもでていますし、F
「中国恒大集団」騒動 ポイント整理
金曜の朝、「中国恒大集団が米破産法の適用申請」の一報が舞い込みました。
巨額の債務を抱える中国不動産大手に「破産法」という不吉な表現が混じり、身構えた方も多いと思います。中国景気はもともと停滞が懸念されていましたし、なかには「リーマンショック」と比較し、国際金融不安への警戒を煽る主張も一部にあります。
金曜の米国株はほぼ横ばいでしたから、現時点では金融市場に極端な緊張感が走ってはいません。
債券投資入門③ そもそも長期金利って?
「債券投資入門」。おかげさまですごく好評です。
そうこうしているうちに、アメリカの長期金利がまた上がりはじめ、ここ数日は株安や円安・ドル高要因になっています。
せっかくなので「債券投資入門」を当初予定より拡大しようと思います。
今回は「米長期金利ってそもそも?」。
このトピックは1年ほど前にもnoteで扱っています。それを読んでもらってもいいのですが、具体例やエピソードが当時のものなので、
まったり5分考える オーバーツーリズム
今日はゆる~い雑談っぽい感じでいながら、そこそこ深さもある、ゆる深コラムのイメージです。あまり反響がよくなさそうな気もしますが、なにかの合間に5分とかお付き合いいただければと。
◆「1万円」が軽くまず、👇は今朝のツイート。「へ~」感があるのか、引用ツイートがすごく多かったです。
「1ドル=●円」ではなく、「1万円=●ドル」としたチャート。もちろん計算上は同じことなのですが、印象とか気づきがガ
債券投資入門② 外国債券 どこで買う?
先日の「よくわかる債券投資入門①」、「スキ(いいね)」が2000近くもつき、この1-2カ月でトップでした。
アンケートやオフ会の反応で「債券」への興味が高そうだったので、試しに書いてみましたが、こんなに反響があるとは思いませんでした。
アメリカの短期金利が5%を超えているのが大きいようです。
通貨の分散が大切という意識が国民に広がり、ドルを持つ人が増えています。ただ、米国株ばかりだと値下がり
ビッグマック指数で「円安」を考える
けさ、この画像をツイートをしました。(まだ「X」とか「ポスト」という表現がしっくりきません…)
【ツイート本文】
世界のビッグマックの価格を比べるBig Mac index。英The Economist誌が先週、最新版を公表したので主要10通貨の円換算をグラフにしてみました。首位のスイスは1100円。直近で円安が進んでいるので、さらに差は開いていそうです。外国人の目に「日本は安い」と映るのもう
よくわかる 債券投資入門①
2日前にnoteのコアメンバーに「次の中で関心の高いものは?」とアンケートをとりました。
750人あまり回答結果がこちら。
「米国株」や「日本株」が多いのは想定通りでしたが、次の「金利・債券」の多さが意外でした。「為替・FX」より多くなっています。
ここ数年、金利が世界の株価を左右することが急増したのが一因かと思います。
もう一つ、日本の個人の投資対象としても関心を集めていると思います。
米景気、軟着陸? 雇用統計などチェック
きょうは少し長めの視点で、米景気の現在地をチェックします。
というのも、パウエルFRB議長が先週、「FRBのスタッフはもはやリセッション(景気後退)を予測していない」と述べるなど、景気の軟着陸(ソフトランディング)期待がじわりと高まってきたからです。
昨晩、雇用統計が発表されましたが、最近発表のGDP, ISM, PCEもあわせて見やすいグラフを並べることで、米経済の状況を整理します。
【解説】米国債格下げ 日米で株急落
米国債の格下げが話題ですね。
きのう、日経平均が768円(2.3%)下落し、米国株もナスダックが2%超下落しました。日本株はきょうも下落して始まりそうです。
まだマーケットも米国債格下げを消化中なので、今後も大きな株安要因になるのかはわかりません。2011年の米国債格下げも当初は株安の反応が大きくなりましたが、しばらくすると持ち直しました。
きょうの記事では、とりあえず何が起こったのか、どう