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視覚機能



恐怖麻痺反射とモロー反射の統合と関わってくる
のが視覚の発達になります。

そして、視覚と視力は実は違います。


ここで問題です。
この画像は何を描いているでしょう?



答えは牛です。

この絵を牛と認識する力が視覚になります。
これはほんの一部の機能で詳しくは下記になります。

【視力】
○物をはっきり見る力

【視覚】
○両眼の運動機能
  ・跳躍性眼球運動
  ・追従性眼球運動
  ・調整
  ・両眼視
○視覚情報処理機能
  ・刑態知覚
  ・空間把握
  ・目と手の協調

と視覚には日常生活や勉強に必要な機能があり、
視力が良くても、視覚が育ってないと状況の
機能で凸凹が生じてくる可能性があります。


視覚機能は6歳くらいまでに確立するもので、
それまでに感覚統合やビジョントレーニング
のサポートをしてあげることで定着しやすく、
それ以降だと継続的な学習サポートやアプローチ
が必要になってきます。


近年、小さい時からのスマホやタブレットは
視覚を育てにくい要因だということがわかって
きました。


小さな画面で、距離感が変わらないので、
眼球運動が極端に少なくなります。
それが視覚の発達を阻害していると感じています。


スマホやタブレットから距離を置く関わり方を
お勧めします。


この遊びは、いくつになっても楽しいのですが、
視覚を育てる遊びとして、風船バレーをお勧め
します。


風船は対空時間が長いので、普通のボールより
捉えやすく、それに合わせて風船を打つという
手と目の協調運動も育ちます。

視覚が弱いお子さんは、風船を見失いがちです
し、うまく打ち返すことが難しくあります。
まずは風船キャッチから始めるのもいいかも
です。



ふじい整体療術院ホームページ

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