能登2011-24 日本史をかきかえた網野善彦の原点「時国家」(輪島市町野町)
輪島市街から20キロ、能登半島の先端にむかった輪島市町野町の曽々木海岸は、板状の岩に直径2メートルの穴があいた奇岩「窓岩」で知られている。
曽々木は、能登で一番大きな河川である町野川の河口にあたり、かつて大きな潟湖があり、昭和のはじめまではたくさんの船が出入りしていた。
町野川を数百メートルさかのぼると、時国家(下時国家)、さらに300メートル上流に上時国家がある。
下時国家は間口24.2メートル、奥行き14.7メートルで、敷地内に安徳天皇をまつった社がある。 上時国