[映画]AI崩壊

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『AI崩壊』

監督・脚本ともに入江悠さん。
医療のために開発したAI「のぞみ」はやがて、全国民の健康面のみならず、家族構成や病歴・犯罪歴まで管理するまでに。
しかしのぞみは暴走を始め、生きる価値のない人間を選別し始める。
開発者の桐生(大沢たかお)は容疑者として警察に追われることに…。

AIの暴走というのは、ひと昔前から映画のテーマの主流の一つになり、ありとあらゆるパターンが描かれてまして。
気づけば激戦区になっているジャンル。 

そんな中、ほぼ全国民の健康が、つまり実は命までもAIに握られているという設定を、ナチュラルに持って行ってくれた流れは良かったのですが。

いかんせんその後が雑に感じられて。
例えば、警察になかなか捕まらないとか。
いや、あんなに何度も囲まれて…
そこはまあ、細かいとこなんですけど。

AI「のぞみ」自体に、もっともっと人間味が欲しかったですね。
人間味がありつつも、感情が欠如してる怖さ。
AIの暴走と言うより、機械の暴走に感じられたのがもったいなかったです。

なにより大事だと僕が思ってるのは、落としどころです。
人間 vs AI。
しかもキーマンは開発者。
そしてその娘。
どんな幕引きを迎えるのか。
それが一番大事。

ネタバレできないので、はっきり言えないのですが
僕はちょっと物足りなかったです…。

ちなみにエンドロールで流れる主題歌を歌うのは「AI」さん。
これに突っ込んだら負けな気がする。笑


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