[映画]音楽

音楽

大橋裕之さんの「音楽と漫画」を映画化。
監督の岩井澤健治さんが、なんと7年の歳月をかけて4万枚以上の作画を手描きで作成したそうです。
声優陣の中には、なんと竹中直人さんや岡村靖幸さんの名も!

最初こそ、ゆるめの作画で何が始まるのかと
そんないぶかしげな目で観てたのですが
気づけば前のめりで観ておりました。

何かをやりたいと思った時の初期衝動。
僕で言うと、高校の時のギター。
そしてお笑い。
漫才をやると決めた時。
ホームページを始めた時。
気象予報士の資格を取ると決めた時。
そして動画配信を始めた時。
他にもいろいろ。

そんな「初期衝動」の楽しさ。気持ちよさ。
初めて何かを成し遂げられた時の達成感。
それを、このゆるい絵で(失礼)、ここまで表すことができるなんて。

その初期衝動を否定する人がいなかったのも、なんだかすごく暖かくて。
「お前にゃ無理」「なんだそれ」
その一言で潰えた夢が、地球上でどれだけあったことか。

忘れていた何かを思い出させてくれるような。
そんな映画でした。

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