貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol249 人間関係の良し悪しは、サロンの売上に影響がある!?それともない!?

 社内の人間関係は大切ですよね。
 特に美容室で働くスタッフ同士は、一日中顔を合わせながら仕事をしていますので、重要度が一番と言っていいほど、人間関係は大切なことですよね。いくら待遇面が良くても、人間関係が悪いと離職者も増えることになりますよね。
 人間関係は、スタッフが気持ちよく働いてもらうためには必要だと誰しも分かりますが、売上にも影響されるのかどうか?をお考えになられたことはございますか?
 もし売上に影響されることが確かだとすれば、人間関係を良好にすることに力を入れることは決して無駄にならないということですよね。
 人間関係の良好なサロンと、良好でないサロンと、何がどのように売上に影響してくるのでしょうか?
 先ずは、人間関係の良し悪しでサロンの雰囲気が180度違ってきますよね。そして、サロンの雰囲気は、お客様が一番感じ取られると思います。
 ときどきお客様も口に出して言われますよね。『ここのお店はとても雰囲気がいいですね♡』と…
 では、お客様は、サロンのどこを見て雰囲気を感じ取られているのでしょうか?接客等を見て感じ取られているのでしょうか?
 私が思うに、ststのだろうと思います。
 スタッフ間同士が、笑顔でやり取りしていれば、お店の雰囲気が柔らかくなり、リラックスしたアットホーム的な雰囲気に包まれますよね。
 逆に、人間関係が悪く、スタッフ間同士の関係が何となく冷えて入れば、当然笑顔は消え、どことなく重くピリピリした雰囲気になりますよね。
 そのように、人間関係が悪く、ピリピリした雰囲気のサロンは、スタッフとお客様との親しくなる度合いがだんだん低くなってきます。
 担当のスタイリストはそこそこ親しくなれても、他のスタッフは最低限の愛想止まりになり、親しい関係とまではいかなくなります。
 一方、人間関係の良好なサロンでは、お客様との会話も弾み、楽しい雰囲気になります。一人のお客様に対して、担当スタイリストだけでなく、アシスタントの方もお客様と親しくなります。また、スタイリスト同士が仲が良ければ、担当以外のスタイリストまで、親しい関係になれますよね。
 担当者だけでなく、担当者以外のスタッフまでお客様と親密な関係になれていれば、当然、リピート率も高くなってきますよね。
 そうなんです。人間関係の良し悪しで、お客様との親密度が変わり、親密度が変われば、当然リピート率も変わってきます。リピート率が変われば、当然売上げに影響してきますよね。
 また、リピート率だけでなく、キャンペーン等の盛り上がり方も、人間関係の良し悪しで変わってきます。人間関係が悪ければ、どんなに企画内容が良くても、盛り上がりに欠け、成功させようとする気持ちも薄らいできます。
 逆に人間関係が良ければ、多少企画が平凡だったとしても、スタッフ間同士の盛り上がりはもちろんのこと、お客様も一緒に盛り上げてくださることもあります。普段から親密で仲の良いスタッフから、キャンペーンのお知らせがあったら、商品やメニューの良し悪し関係なく、協力して下さるお客様が多くなります。

 3つ目ですが、紹介数と口コミ数が人間関係の良し悪しで大きく変わります。人間関係が良好なサロンほど、圧倒的に口コミ数や紹介数が多くなります。もちろん、口コミ数や紹介数を上げるためには、サロンや個々のスタイリストの強みや美容師としてのクオリティーも当然ながら必要ですが、いざ、お客様に口コミとご紹介のお願いをした時の反応が全然違いますよね。

 人間関係の良し悪しで売上に影響する3つをお伝えしました。

1.お客様との親密度によるリピート率

2.キャンペーン等の盛り上げり

3.口コミ数と紹介数

この3つ以外でも、人間関係のもたらす影響は、底知れないものがあると思います。
 


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