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sd Quattroってどんなカメラ?

本日はこちらの内容。
sd Quattroについて今更語りたいと思います。

こいつが言わずと知れた「sd Quattro」

まずこの意味不明な形ですよね。
この時点で受け付けない人は、このカメラは無理です(笑)
ですが僕はこの形やボタン配置に虜なんです。
細かいことを言い出すときりがないので割愛しますが
外観で最も気に入っているのが電源スイッチの場所です。
なんとレンズを取り付けるマウント部分にあるのです!
これはめちゃくちゃ理にかなっていると感じました。

sd Quattroはミラーレス一眼なのですが
SIGMAさんがいままで展開していたSAマウントは一眼レフなので
それと同じフランジバックにするためにマウント部分が出っ張っています。
そこに電源ボタンを持ってきたという。
カメラを持つときちょうどここを持つのでON OFFが非常にスムーズです。
ボディはまあまあ大きいのですが、意外と質量はありません。
SIGMAさんのレンズは全て重たいので、結局重くなりますが(笑)

どんな写真が撮れるの?

結局これが一番重要ですよね。
撮って出しとレタッチ後の写真を並べてお見せします。

before

after

before

after

いかがですか?良い色出ますよね。
Quattroシリーズが発売された当初は評判があまり良くなかった
ノイジーでベットリした画質もいまや皆無。
しっかりファームウェアのアップデートで対応してくださいました。
SIGMAさんは発表したすべての製品を大事にサポートしてくださります。
これは趣向性の高いカメラ製品を扱うには重要な要素ですよね。

余談ですが、いくらあと加工で色味を触れたとしても
自分の好きな色味が出るカメラというのは人それぞれで
全てのカメラで同じ色を再現するのは例えRAW現像をしても
ほぼ不可能だと思っております。
っで、僕が好きな色味を出せるのがまさに
このsd Quattroだったというわけです。

圧倒的解像感とその代償

そう、SIGMAのカメラと言えば圧倒的解像感。
恐らくフルサイズセンサーまでのデジタルカメラで
最も解像感の高いカメラと言えるかと思います。
条件さえ整えばとんでもない写真を量産します。
いくら拡大してもぼやけない!ちゃんと写ってます!
でも、そうなんです、条件がちゃんとあります。
基本的に光がしっかりある環境でないと本領発揮出来ません。
まあどのカメラでも当たり前ですがこのカメラは特に
ISO100が最強のカメラなんです。
個人的にはISO100以外はあり得ないです。
だから撮影時は逆に楽です、ISO感度は全く触らないので
シャッタースピードと絞り値を変更するだけで済みます。

どんな撮影ジャンルに向いているのか

基本的に静物ならなんでもOK
僕はポートレートにも使いますがちょっとAFが遅いだけで
ゆっくり撮影すればいいだけの話。
モデルさんには事前に、
「このカメラはのんびり気味だからゆったりした撮影になります」
とお伝えしておきます(笑)
流石に鳥とかモータースポーツなんかの撮影は難しいでしょうね~
MFなら出来なくはないかもですが。。。
大手メーカーの一眼レフ買ってください(笑)

とにかく欠点を言い出すときりがないのだけれど

AFが遅い、書き出し速度が遅い、電池のもちが悪い、EVFがしょぼい
とにかくいろんな欠点がありますが、
全部問題にならないくらいの写真が撮れちゃうんです。
よく最近の高画素機で言う解像度が高いっていうのとは
次元が違うんですよね。
そもそも描写の仕方が全く別物。
とにかくディテールをきっちり残そうという意思が伝ってきます。
2020年にはついにSIGMAもフルサイズを出すそうですが、
きっと相当なお値段するでしょうから値段が落ち着くまでは
sd Quattroに頑張ってもらおうと思っております。

以上で僕のsd Quattro愛を終了致します。

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