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8歳息子。今日も自信がない。

8歳息子が泣いている。

「給食の後、後ろの席の子が薬を飲んでいて『ぼくがいつも飲んでる薬と同じだよ』って言いたかったのに『何で見るの?』って強く言われて。ぼくは見られても平気だから『どうして見ちゃダメなの?』って訊いたら『見ないで欲しいから』って。そしたら別の子も『何で見るの?人の机に触るのもよくないんだよ』って。その後掃除の時も同じこと何度も言ってきた」


たわいのないことなのだけど。
8歳息子にはとても大きな事で。

たぶん息子はまず「見すぎた」。
「同じ薬だ!」とパッと言えばいいものを息子はじっくり眺めていたのだと思われる。
「じっと見られる」が不快に感じるということもあるということがよくわからなかった。

そして「見られることが不快」なことに理由を問われても、
それが答えなわけだから食い下がられて相手はさらにイヤな気持ちになった。
ということも息子にはわかりづらかった。

たぶん本人ではなく別の友だちにも責められることによってワルモノにされた気がした。

何よりも「強く」何かを言われることに弱い8歳息子。

こちらとしてはほんとにもう
「気にすんな」としか言いようがない気がする。
でも「気にするな」って言われたって気になるよねぇ。

どうしたら「気にならなくなる」だろうなぁと考える。
集中してる時は強く言われても気にならない?
そうでもないか。

やっぱり、自分に自信がないんだよね…

息子は色んなことが他の子より遅れてたり、
「きちんと先生の話を聞いて」とか注意されたり、
そんな積み重ねで自分が「出来ない子」だって思い込んでいるのだよ。

ちっとも「出来ない子」じゃないのに。
たとえ「出来ない子」だって構わないのに。

息子の学校生活はそんな毎日。
個人懇談で担任と話したら
「もまれるしかないですね」って。
そりゃそうだよなぁ…

「もまれる」ことで「気にならない」ようになれればいい。
でももし「出来ない自分」を「出来ないまま」だって諦めて受け入れるようになってしまったら?
それはイヤだ。

自信、どこかに落ちていないものか。


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