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「逆ソクラテス」伊坂幸太郎

久々に小説を読みました。
「趣味は読書」と言えるほど読んでいたのだけど、
最近は物を作るのに夢中になっていて全然読んでませんでした。
最寄りの図書館が工事で閉鎖中なので、
2週間に1回別の区の図書館に家族で行くくらい。

伊坂幸太郎さんは好きな作家さんです。
間違いなくエンターテイメント。
とてもとても読みやすい。
最初から最後まで楽しく読ませてくれる。
そして「心を忘れたくないなぁ」という人を満足させてくれる。

「逆ソクラテス」は気になっていました。
図書館では借りられていることが多かったので借りられたのはラッキーでした。
主に子どもが主人公な短編が5話。
学校も良く出てくるので思い出したのは、
辻村深月の「かがみの孤城」と梨木香歩の「僕は、そして僕たちはどう生きるか 」。

「逆ソクラテス」の帯には
『僕は、そうは思わない』
とあります。
作中の登場人物の言葉です。
そうだよなぁ、そう思える、そう言えることが大事だよなぁ。
どうしたらそんな風に思えるのだろう。
7歳の息子は「ほめられたいんだよぉ」と言っているので心配。

伊坂さんの「逆ソクラテス」、
楽しかったです。



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