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8歳息子 宿題の計画なんて立てられるかーい!

見通し苦手な8歳息子、小3。
自閉症スペクトラム。

普段の宿題だって丸っと記憶の彼方に押しやって生きている。
(でも後からやってないことを思い出して泣く)

それなのに夏休みの宿題を自分で計画立ててやるのなんか無理っ!!!

量としては私の子ども時代より少ないと思う。

1.『夏の生活』という冊子は45頁。
各教科の復習やらもあるけど読むだけのような頁も多い。
2.『夏の生活』に載ってる図工。二つの内どちらかひとつをやればいい。
3.1学期の漢字復習プリント1枚。(たったの1枚!)
4.秋にある学区のお祭りに向けて、灯籠に描きたい絵のデザイン。

その他の読書感想も習字も絵も自由研究も任意。

てことは宿題は実質4個だけ。

(やりたくなければその4個だって別にやらなくていいじゃん)
という心の声を押し殺し、私は責務を全うしようじゃないか。
君の学校生活が悲しくならないように。

せっせと『夏の生活』にふせんを貼り、これは学童でも出来る、これは家でやるとより分け、リコーダーも苦手だから声をかけ、漢字もプリントやって書けなかったのは再チャレンジさせる。

10歳までは。

去年の秋、発達専門のお医者さんに

「(宿題や翌日の準備など)生活習慣の枠組み的なことは2~3年生までにすり込まないとその後身に付けるのは難しい」

と言われました。

だから私は今

「宿題忘れてないー?そろそろやろうか」

と声をかけます。

(別にやらなくてもいいんじゃない?)
は押し殺します。

8歳息子は自分はすっぱり宿題忘れてるくせに時に
「(母に)やらされてる」
と呟きます。

私、やらせたくない。
この状況は不本意です。
先生になんや言われるのがイヤなら自分でやればいい。

「ぼくのやりたいことにこの宿題は必要ないからやらない」

ってもし彼が言うのならば、めちゃくちゃ嬉しい。
たとえ私には理解できないUMAの研究だったとしてもポケモンごっこだとしても私はそれを支持しますとも。

宿題を後まわしにしまくって時間なくなって泣くから、
母は声かけておるのです。
彼には宿題やる人が『かっこいい』みたいですから。

でも発達のお医者さんが
「4年生くらいからは親が何言ってもムダ」
と仰ってくださるならば(そうは言ってないけど)、
私は4年生からはもう言いませぬ。

我が息子がやや幼いようだというならば私が声をかけるのは小4、10歳の誕生日までということでいかがでしょい。

やらされてる感満載で机に向かい、漢字を一文字間違えるだけで
「ああっ~!」
と絶望する息子。
(そんな思いしながらやらんでええがな)
と思いながら叱咤激励するのはおしまいにしよう!

あと1年3カ月後くらいに。
…長っ!!


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