児童にもコロナ感染

孫が通う小学校の児童にコロナ感染が1人出て、きょう5月17日から3日間の休校になった。やはり怖いことになっている。広島も緊急事態宣言地域となり、湯崎知事が必死で外出制限や飲食店の営業自粛を呼びかけている。第4波はこれまでと違う。児童にも感染者が出るように強力なのだ。大阪ではすでに医療崩壊が起き、病院に入れない人たちが何千人も出ているとニュースが伝えている。

菅内閣の不支持率が急上昇している。いまネットで調べると一番新しいFNN世論調査では不支持52.8%、支持43%である。理由はコロナ対策がなってないが一番多い。当然だろう。支持がなぜ43%もあるのか私には不思議だ。立憲民主や共産党など野党は結束して次の総選挙では自民党政権に代わる政権構想を打ち出してほしい。いまの政権ではホントに命が危ない。

自衛策としては、ワクチンを早く打つこと、体調がおかしければ無理はせずに検査をすぐに受けること、外出は極力控えることしかないようだ。わたしは、ワクチン接種の予約はした。PCR検査は1回受けてそのときは陰性だった。先週から会合は中止し、オンライン会議に切り替えている。

仕事をリタイアした身だから、外出を控えることは容易だが、働いている人たちはそうはいかない。1年前の初めての緊急事態のときは、みんなこわがって、企業は出勤制限を相当したようだが、いまはコロナ慣れしたようで、そういう話はあまり聞かない。実施されていればいいのだが、何度も緊急事態になるので緊張感が薄れているのは間違いない。

わたしは、今回は変異株の流行で、下手をすればインドのように一気に感染拡大するのではと不安である。欧米先進国と比べて日本で患者数や死者が少ないのは、清潔好きの国民性によるものだろう。土足で家に上がらないし、入浴回数も他国より多い。水が豊富だから手洗い、うがいも何度もできる。この恵まれた環境と自粛要請に従う国民性が、政府の無策をカバーしてきた。しかし、ウイルスとて手を変え品を変えてくる。アジア太平洋諸国になかでは日本の死者が多いのが気がかりである。

オリンピックは早く中止してコロナ対策を徹底する。あらゆる資源をいまはコロナに集中する、それをわかりやすい「日本語」で市民に説明する。当然のことを早く実行してほしい。


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