月末月初は忙しい介護事業

平成12(2000)年介護保険法が施行され、介護業界が徐々に拡大してきました。平成15(2003)年に社会人になり、介護保険制度をサポートするシステム部門に配属されたため、平成15年(2003)年から介護保険法に係っていることになります。その後、平成16年(2004)年介護会社への転職を機に、がっつり介護保険法に則り、生活をしている大石です。もう15年以上、介護保険法に縛られています(笑

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介護事業、つまり介護保険法の則り行う事業は、とにかく月末月初が忙しいのです。なにをやっているかというと

(月末)

1か月間の介護サービス提供状況をケアマネージャーに報告します。

(月初)

介護システムに実績を入力し、国保連合会に伝送します。

やっているのはこの2行に集約することができますが、如何せん、これをする事務作業が半端なく多いんです。日常の介護業務を行いながら、月末月初の請求業務を行うことは至難の業で、昔は夜遅くまで、時には徹夜をして、月末月初の業務をしたものです。本当に懐かしい限りですが、もう二度とそんな時代には戻りたくありません。

平成12(2000)年に始まった介護保険法、介護業界は、開始した当時と比較して、本当に複雑で、オタッキーになりました。重箱の隅を突くような決まり事、新しく介護業界でお仕事をされたり、介護行政に係る方にはとてもご苦労されると思います。この20年間で色々な変化、事件、出来事がありました。業界の隆盛、衰退そして安定期へ色々見てきました。

だからこそ、介護保険法の基本は介護サービスであり、それを支える請求業務だと思います。

私が富士ヶ丘サービス株式会社を起業した平成23(2011)年。それまでに勤務させていただいた介護会社で、訪問介護・訪問入浴そして福祉用具貸与の請求業務を実施に経験し、そして介護会社の仕組みを体感できたことが創業の自信になりました。本当に感謝してもしきれない経験・体験をさせて頂きました。

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もうすでに成熟しつつある介護業界ですが、もし仮に介護業界で創業したいと思うのであれば、介護技術もしかりですが、私が学んできた介護請求に関する知識、スキルを高めることが重要です。介護請求に精通している私でも実は、手書きでレセプトを書くことはできません。コンピュータシステムを使って請求業務ができるので、手書きでレセプトを書く必要はありません。しかし概念は理解しておく必要はあります。そして請求後、導入流れで実際の入金につながるか知っておくだけではなく、身体に身につけていなければなりません。そうすると、私の場合は、介護業界とは??介護とは??さらには日本の家族制度における介護など、社会的な問題も考えられるようになります。

完全に話題がそれましたが、請求業務を今なお行っている社長である大石は、やはり月末月初はルーティーンとして忙しいです。そしてとても気をつかいます。なぜなら介護会社の資金繰りに係るからです。今日も無事、令和2年5月度の介護保険請求業務を終えたので、記述してみました。なにかの参考になれば幸いです(感謝)。

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静岡県磐田市という中部地方に生息しています。サポート頂きましたら、介護従事者の待遇改善に活用させていただきます。多面的な見方ができるように、異論を発信してまいります。