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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー
フジガッキーです!

きょうのテーマは、「資金繰り」です。

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勘定合わず、銭足らず

コロナ時の資金繰り対策として導入された、いわゆるゼロゼロ融資の返済は本格化するにつれて、資金繰りに窮する事業者の方が増えてきています。加えて、エネルギー関連コストの持続的な上昇や直近では賃上げ後の価格転嫁が難航など、資金繰りが圧迫される要因が次から次へと後を絶たず、頭を痛め相談に見える事業者の方がとみに増えてきているように感じます。

そうした事業者の方の多くは、なかなか赤字からも脱出できないでいます。いわゆる「勘定も合わずに、銭も足りない」状態です。

資金繰り表

そういう場合、資金繰り表を作成しましょうというアドバイスがありますが、もともと資金繰り表はこの先の数ヶ月を見通し、資金ショートしそうなタイミングを現時点で捉え、早めに対策を打とうというところに狙いがあるもの。つまり、sudden death(突然死)といったような資金繰り破綻を避ける効果はあるかもしれません。

加えて、キャッシュベースのみを月次などで表すので、売上があがっても売掛となった場合はその月の入金には反映されず、より厳しく資金管理が必然と行われ、さらに経費についても見直す思考が働きやすいといった、抑止力効果もあるのかもしれません。

根本治療

ただし、資金繰り表作成では先々の資金ショートしそうなタイミングは精度を上げていけば見通しやすくなりますが、根本的な治療には限界があると思っています。

やはり、資金繰り表を元に、売上の入りを早めたり増やしたり、経費の中身を一つひとつチェックし出ていくものを抑えていく、地道な、ときに荒療治的な見直しが必要だと感じています。

要は、作るだけじゃだめ!

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でも、子供のお小遣い帳でも、まずは作る、作り続けることも重要であることには間違いありません。


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