もうダメと思ったところから始まる
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー、フジガッキーです!
きょうのテーマは、「もうダメと思ったところから始まる」です。
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どこに相談してもダメ
昨日相談にお見えになられた方は、昨年小規模事業者持続化補助金に採択された創業者の方でした。
ただし、その後に、金融機関に融資の相談を行ったのですが、いまのところ色よい返事はなし。
ということで、今後どうしたらよいのか困り果てわたしのところにお越しいただいたということでした。
捨てる神あれば拾う神あり
ここでは個別事情はお話し出来ませんが、まずはいつものとおり、これまでの経緯などじっくりお聞きすることから始めました。
すると、なにやらご本人以外にその要因があるようでした。
でも、補助金が採択されたということは紛れもない事実。約半分の方しか採択されない現実がある中で、そのビジネスプランは認められたということ。
裏を返して、その点にもっと焦点をあてるべきではないか。
捨てる神あれば拾う神あり
まだまだ諦めるには早い!
金融機関はまずどこを見てるか
補助金申請の際には、事業計画書を書きます。たまたまこの相談者は、ある創業塾に通われて学び、計画書の勘どころは捉えられていて、私から見ても事業計画書はかなりよく出来ているなあと感じました。
ただしです!
事業計画書は、大まかな事業に必要な資金計画までは記載していますが、その資金調達、特に金融機関借入金の中身の具体的な返済計画までは書かれていませんし、ページ数も限られているのでそこまでは求められません。
なので、採択された事業計画書をもとに、より精度の高い借入金の返済5ヶ年計画策定のお手伝いをしよう!
というのも、どんなに実現可能性の高い事業計画であっても、金融機関がもっとも重視するのは、その事業からのリターン(キャッシュフロー)から長期返済期間にわたって確実に返済出来るかどうか、それに尽きるといっても過言ではないのですから。
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そんなお話しをしつつ、その相談者は帰り際にはとても笑顔になられたことが印象的でした。