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社員のやる気、数字で見せる

みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!

きょうのテーマは、「社員のやる気、数字で見せる」です。

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4/10の日経電子版「INSIDE OUT」(4/12朝刊)に掲載されていました。
「社員のやる気、数字で見せる 『人的資本』こそ競争力」

こちらをご紹介します。

人的資源(コスト)から人的資本へ


人的資源(コスト)から人的資本へ
「COST TO CAPITAL」

以前「健康経営」の観点からもnoteに書きました。

昨年7月にNPO法人健康経営研究会による「健康経営」の定義が見直されました。中でも、今日のテーマである、「人的資本」がポイントとなっていました。以下がそのときのnoteになります。ぜひご一読ください!

「人的資本」こそ競争力


日経記事では、「企業会計では資産とみなされない社員のスキル、やる気などを数字で開示する動きが広がっている。デジタル時代の競争力の源泉は工場や店舗ではなく、革新的ビジネスを創造する「人的資本」という考え方からだ。有望銘柄を先回り買いしたい株式投資家は、社員が幸福かどうか内面まで推し量る」と紹介されていました。


具体的な指標


さらに記事では、具体的に4社の指標が紹介されていました。

オムロン 人的創造性 年間の付加価値➗人件費(2024年度まで7%増)
味の素
  人財投資額 次世代リーダー育成研修費用(1人あたり88万円)
三井化学 後継者準備率 後継者候補数➗重要position数(20年度226%)
双日   チャレンジ指数 上司の評価が平均より上の割合(20年度は51%)
 

日経「INSIDE OUT」

オムロンの「人的創造性」は、計算式からみると「労働生産性」に近いですが、こちらは付加価値生産性といわれるもの。記事でも、

「『労働生産性』には、人をコストとみて人件費を削るイメージがある。そうではなく、人に投資して付加価値を伸ばしていく」と。

「エンゲージメントスコア」


米ギャラップ社が行なった20年調査によると、士気が高く熱意のある社員の割合は、GAFAMを生んだ米国が34%と突出している。反面、「失われた30年」で確たる成長の針路を見失った日本は世界最低レベルの5%に沈んでいいます。ただし日本企業には伸びしろが大きいと締めくくられていました。


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いかがだったでしょうか。

問題は、社員のエンゲージメントをいかに引き出すかということではないでしょうか?

この記事では、経営者の意識が変われば社員のやる気に火が付くかもしれないとも書かれていました。

わたしは「ウェルビーイング経営」こそが社員のエンゲージメントを高める方策の一つではないかと考えます。

現に、「幸せな社員は創造性が3倍、生産性が31%高い」という研究成果も出されています。

ことしは「人的資本」をキーワードに、ウェルビーイングの年となりそうな予感がします!

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