求められていることと強みは表裏一体
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー
フジガッキーです!
きょうのテーマは、「求められていることと強みは表裏一体」です。
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戦略
ある事業者の方から、今後事業を行っていく上でどのような戦略で進めたらよいかといった相談を受けました。
相談が漠然としているので、回答をばく~とでしか答えようがない。
でも、そもそも戦略って日常的に使う言葉なのだろうかと、ふと疑問が湧いたのでした。
戦略なので、戦の略、つまり戦い方。
コンサル業界というか、界隈では当たり前のように、たとえば「◯◯はもっと戦略的に行動計画を立てていきましょう」みたいに使ったりしているけど、そもそもが戦争用語。
なので、秘密裏に策定すべきものだし、広く一般的に通用したり、知れ渡った考え方だったりするものであれば、戦にならない。そんなことで戦おうとしても敵前逃亡がおちであると思うわけです。
そう云われても自分の強みって・・・
「強みか、そう云われてもなあ~」
今後の事業展開を検討する題材として、SWOT分析(強み・弱み・機会・脅威を4つの象限に書き入れて分析するツール)をお聞きすることがあります。単純ですが、実は奥が深いというか、実際よくわかっていらっしゃらない事業者の方も案外多い。
日本人って、元々奥ゆかしいというか、これは自分の強みです!みたいなことを自分からはあまり言わないことが多いことも影響しているのかも知れません。
だとしたら視点を変えて、お取引先側から客観的に自社を俯瞰して見てみるとどうみえるか?
つまり、相手が自社に求めてきていることってなんだろうか?
よくよく思い出してみてもらうと、「そういえば、こんなことお宅でできる?」って聞かれて、「ああ、それならできますよ!」って回答していたことがあったといいます。
それです。その「悩まずにすっとできること」それこそが、強みです!と。
ニーズ発想
なので、今後の事業戦略というか、事業の方向性を占うには、
相手側が何を自社に求めてきているのか
このニーズ発想で考えられるとよいのではないでしょうかとご回答したのでした。
付け加えていうと、相手のニーズも常に同じとは限らない。時代時代に応じて変化していく。なので、こちらの強みもこれ1本で!みたいなのでは時代に取り残されてしまう危険性もあるので、磨きをかけていく必要もありますみたいなこともお話ししたのでした。
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いかがだったでしょうか。
ぜひご自身のSWOTを書きだしてみて見てください。
ご商売をやっていない方でも、自身の棚卸しにもなると思います。
お試しを!