命を感じている。
身動きのできない新年を迎え、そこからの、緊急事態宣言。
色々なやるせなさ、悲しさ、不安、諦めが、とぐろを巻いているのを感じる。
何かが折れてしまいそうな不安と、こんな中でもやれることをして生きていくしかない、という力強さとの合間で、ここのところちょっとゆらゆらとしていました。
そんな矢先に、立て続けに、命というものの肌触りを感じる出来事が続いています。
高齢かつ闘病中だった親族が、旅立ちました。
親しい人、お世話になった人が、立て続けに、お腹の中の命を天に返しました。
そして今夜、娘の前歯が抜けました。
(正確には、私が抜きました)
天寿を全うして旅立った命への敬意と哀悼。
小さい命の成長の喜び。
目の前の小さい命に繋がった大きな流れへの感謝。
生まれてきて無事に育ってくれている奇跡への感謝。
授かった命を天に返したあのときの張り裂けそうな悲しみ。
その命が身をもって伝えてくれたこと。
いろんなことを想いました。
このコロナ禍で、何を思って生きていけばよいのだろう、というこの私のゆらゆらに、
みんな何かを持ってきてくれたのだと思いました。勝手に。
世界中の人が、とは、私はなかなか祈れないけれども、
私と関わりのある人がなるべく心安らかに幸せに生きていってほしい、とはいつも心から祈っています。
読んでくださってありがとうございます。力が抜けたり元気が出たり、人間ってそんなもんかーと思ってくれたら嬉しいです。