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 先日、本業の方でわたしの上席との1on1の面談があった。すでに嘱託で働いているので受ける側の立場での面談だ。最近どうですか?という第一声から始まった面談だったので、スムーズに進行していくのかな?と思っていた…

 ところがである。わたしからあることに対して話をしたところ、そこからが大変だった。当然、面談なので、交互に話をする流れで進行していくのかと思いきや、わたしの話に対して、相手の持論の展開が待っていたのだ。

 しばらく話を聞く。こちらは相づちを打って聞くしかなく、そのまましばらく話を聞く。相手は気持ちよく話をしている。当然、相手の持論であるから、相容れない部分で質問をしたくなる。一つ目の解説が終わったなと思った辺りで、質問をしようとしたところ、「藤村さん、人の話は最後まで聞くものだよ」と注意された。しかたなく、話を聞く。長い。さっき質問しようとしたことを忘れないようにと脳内で反芻する。手帳に簡単にメモができれば良かったのだけれど、思ったことを忌憚なく話してねというフランクな面談だからという前置きがあったので、メモも持たずに面談に望んだのが失敗だった。メモをとるものがない。。。。相手は次の解説に入っている。次の解説の最初の方の話が飛んだ。。。

 かれこれ4つの命題に関する解説が続いた。フランクな面談じゃないよな、なんかプレゼンを聞いているみたいだ。解説が終わったところで、「はい、質問ある?」と聞いてくる。そもそも、面談でしょ、プレゼンの場ではないよね。と思いつつ、質問をする。

 さて、こんな面談を受けて、わたしは釈然としないまま、面談を終えたのだけれど、質問のタイミングを設けるのはいつが良いのでしょうか?

 プレゼンでの質問のタイミングは、2つ。

 一つ目は途中で質問を受け付けるやり方。メリットは、質問を受付け疑問点を解消しながら話を進められて理解を促しやすいところ。デメリットは話の腰を折られて解説がスムーズでなくなること。
 二つ目は解説の最後に質問を受け付けるやり方。メリットは解説の進行がスムーズに進められること。デメリットは疑問点が解消されないまま話が進められるので、人によっては疑問が起きた部分から先の話について理解できなくなるところ。

 しかし、今回は面談である。プレゼンではないのだ。だから、こちらは会話をするつもりで臨んだのだった。結局、時間いっぱいまで上席の持論展開が進み、こちらの疑問が解消されないまま面談が終わった。この人、大丈夫?と思うような面談だった。

 1on1の面談の目的は、面談者本人が能動的に意見を言う場でその人のモチベーションを高めることにあるのでないのか?と思う。

 わたしは今、嘱託で働いている。あと4年、この人の下で働くのかと思うと、、、、。 副業で稼げるように早くなり、完全定年になる前に自立しようと心に決めた面談になった。

 

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