Fichronicle #34『日時計』

2020年12月21日(月)

帰りに久しぶりにバスに乗っていた。もうすぐ休暇だ。乗客も多いな。多い方が会社にとって嬉しいのか。
頭の中で深い意味のない事を考えながら車窓を眺めてると、運転手の方が見ている方から多くの車から発せられるヘッドライトのつよい光が数秒だけ見えた。僕にとってそれはとてもロマンチックなものだった。ロマンチックな風景って案外身近なところで、条件が重なれば現れるのかな、車窓から見える街の姿を見ながら思った。

2020年12月22日(火)

サイズは知っているので今年はネットで靴を買う事にした。家の中で買えるから便利だな。普段着る服に合った靴を探す事1時間。ついに見つかった。これなら似合うかな。落ち着いた色合いで、その中に爽やかさもある。これを注文した。

2020年12月23日(水)

今日は好きな女優さんが主演の連続ドラマの第10話の放送日だった。
みんなの心の奥の姿が表に出ていて、素?の姿が表に出ていた回だったと思う。声がすごくかわいくてときめくし、のほほんとした世界観もほんとに良かった。クライマックスのシーンは僕にとっての瞬間最高視聴率な場面でひゃあああああああってなる。
ほんとに良い作品だった。名作。
続きが観たい。二人の続きが観たい。ほんとに観たい。観たい。

2020年12月24日(木)

18時頃お届け物来た。ついに靴が来た。やっぱりいいな。おしゃれだ。お気に入りのコーデを着て履いてみた。良い。

19時から超大物のアイドルグループの番組が放送した。今日の放送にはなんと、なんと、なななんと好きな女優さんが出演されるのだ。タキシード?な姿がかっこよくて好き。ゲーム中の笑ってる姿がすごくかわいくてひゃあああああと歓声を上げる。
今日の放送の好きな女優さんの姿はきっとみんなの心の中に残る場面になるんだろうな。


2020年12月25日(金)

クリスマス当日。今日で年内の通学は完遂だ。長かった。帰りに街の中心街へ行って友達と繰り出していた。少し前に新しく完成して、オープンした商業施設を探検がてらどんな場所なのか見ていた。やっぱり綺麗だなって話しながら入店料の代わりにお菓子とかを買ってその後ゲーセンで遊んでた。お菓子は帰宅後に食べた。

2020年12月26日(土)

今日から休暇だ。僕的には家に帰った瞬間から休暇の始まりという感覚があるから、昨日の帰宅時刻からかもしれないけど。
ソファに横になって動画を一本観て、ふと壁を見ると太陽の光がカーテンの隙間から壁を照らしていた。その光が年末という雰囲気がした。柔らかくて、どこか透明感があるいうか。
難しいな。こういう見たものを言語に変えるのって。

2020年12月27日(日)

このぐらいの時期になってくると、段々と曜日感覚がふわふわしたものになってくる。僕が休暇なのもあるし、テレビ番組の構成が年末Verになるのもあると思う。
2020年ももうそういう時期か。なんだか今年は技術的な進歩が比較的目立った年だったと思う。僕がそういう話を読んでいてたのもあったのかもしれない。
でもこういうのって1日で生まれるものでもないから、積み重ねをずっと続けてたんだろうな。

機材代に使います