はなべろをくすぐる本

食べることって、どうしてこんなに楽しくて、ワクワクすることなんでしょう。レシピ本、食に関するエッセイ、漫画、読んでいると食べたいもので頭がいっぱいになり、幸せな気分になります。

先日の「日曜ラジオ　チャポンといこう」で、夕ごはんづくりがテーマで話をされていたとき、毎日の夕食作りの大変さや、やりくりする工夫をお話されていて、共感しっぱなしでした。私は、過去の記事で書いたように食事作りが苦手です。毎日作り続けるって結構大変。でも、食べることは大好き。そういう人がごはんを作り続けるには、本や漫画や映画で気分をあげることも、やりくりのコツだなぁと思うのです。

ポッドキャストで紹介されていた夕食づくりのポイントは、お味噌汁だそうです。ごはんと味噌汁さえあれば、ほぼ食事の完成。味噌汁が美味しくできると、満足感が違います。ラジオで紹介されていた「みそ汁はおかずです」はKindle Unlimitedで読めます。

みそ汁はおかずです

高山なおみさんというかたを、このラジオで初めて知って、Kindle Unlimitedで検索をかけてみました。「高山なおみのはなべろ読書記」。これが私にとってどストライクな本でして、読んだ本にまつわるエッセイと、その本に出てきた料理を想像して作ったレシピが紹介されているのです。ページをひらくたび、私の読書欲と食欲をかきたてるので、まさに、はなべろをくすぐる本です。

高山なおみのはなべろ読書記 (ダ・ヴィンチBOOKS)

最近、読みたい本はたくさんあるのに、目移りしてしまって読めていません。時間はおそらくあるのです。でも、ぐっと集中できない時期が続いています。台風も過ぎましたし、今日はゆっくり読書して充電したいと思います。