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【あれもこれも】木彫りの町、南砺市井波


半年ぶりに東京に戻って色々な人に会ったのですが、もっと旅の記録をした方がいい!文章で残しとけ!というアドバイスをいただきまくりました。

ということで、今更ながら
5月に行った富山県南砺市井波について書く。

石川にいた時の記事を見返すと意外とちゃんと書いていて、なかなかタメになるんで、
印象に残ってる場所について書いてみます。

ではいってみよう!

富山県南砺市は、名前の通り富山県の南部で高岡市から南に下りていくとあります。白川郷がある岐阜県白川村と隣接しており、五箇山の合掌造りも南砺市にあります。

そんな南砺市の井波は木彫りの町

木彫りの町の象徴であり、この町ができた理由でもあるのが「瑞泉寺」です。

富山に行ったら絶対に見に行って欲しい瑞泉寺

お寺とか工芸品に興味が無い人でも目を惹きつけて離さない圧倒的な彫刻がそこにはあります。

本当にすごいから!
僕はもう本殿を見上げて鼻血が出そうになりましたから。

瑞泉寺に素晴らしい彫刻が施され、井波に木彫りが広まった歴史は、
1762年に瑞泉寺が火災に遭い、再建のために京都の東本願寺からお抱えの宮大工が来ました。この人達の技術がまあすごかった。
こうして、1788年に東本願寺で火災が起きて京都に帰ってしまうまでの間、彼らから井波の職人に技術が伝わりました。その後は地元の職人が腕を磨きながら瑞泉寺を守り、1879年の三度目の火災も乗り越え、今の瑞泉寺があります。

瑞泉寺から北に伸びる八日町通りには、木彫り屋が立ち並び、軒先から実際に作業している職人さんを見ることができます。

八日町通りにあるものは、ほとんどが木彫り。
ベンチや看板はもちろん、木彫りの猫がいたり、電話ボックスやバス停の標識も木彫り!

これほどまでに木彫りまみれになれる町は井波ぐらいだと思うので、ぜひ皆さん富山に訪れた際には井波へどうぞ

P.S 富山は東と西で特色の違いがあり、県の中心部にある「呉羽山」で分けられています。呉羽山より東を呉東、西を呉西と言ったりします。

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