30秒で深める英単語:洋書「7つの習慣」より #41 【vanish】
この記事はvoicyで配信した洋書「7つの習慣」の英語復習回をまとめたものです。音声での解説もぜひご視聴くださいませ。
>>だれでもMBA English
▶ 今回取り上げる単語は vanish
vanish はややこしいところがある単語なので取り上げてみました。
さっそくいってみましょう。
■ vanish [動詞] 消える ( ≒ disappear )
vanish は「消える」という意味の自動詞です。 disappear と同じ感じの意味ですね。
disappear も同様に自動詞、そして、その反意語 appear「姿をあらわす」も同じく自動詞です。
このようにひも付けて覚えられると、一気にいろんな表現が増えてくると思います。
vanish の使い方は、たとえば、
✔ The plane vanished from the radar screen.
(飛行機がレーダーから消えてしまった。)
■ 7つの習慣では>>
✔ 〜 it can vanish rapidly 〜
(それはすぐになくなってしまう)
vanish に関しては、
「消える、なくなる」という意味の自動詞で disappear と同じ感じ
ってわかってもらえたら大丈夫です。
ここからがややこしいところ。
資格試験なんかでも読み間違えたり、聞き間違えたりすることがある vanish に似た2つの単語を見ていきますね。
■ banish [動詞] を追い出す, 追放する
最初の文字が v(摩擦音)じゃなくて b(破裂音)の banish。
他動詞で、意味は「(人)を追い出す、追放する」たとえば、
✔ banish a person from the country
(国からその人を追放する)
vanish / banish 最初の音が違うと意味が違ってきますので気をつけてほしいです。
特に、「v」の音は日常的に日本語で使う音ではないので、苦手っていう人多いですね。ぜひ「v」の音を練習してほしいなと思います。
これだけでもややこしいのに、もう1つあって、それは、
■ varnish [名詞] ニス [動詞]ニスを塗る
vanish の va の後に r が入って varnish、意味は「ニス(を塗る)」床とか木材に塗ってテカテカにつやを出すものですね。
varnish は、vanish とは全く違った意味ですね。
使い方は、たとえば、
✔ varnished floors
(ニスが塗られた床)
スピーキングであまり使わないかもしれませんが、TOEICなどの資格試験にはよく出てきますので、覚えておいてほしいです。
vanish / banish / varnish 音的にもスペル的にもよく似ていますので、「こういったややこしいのがあるんだな」ってことをわかっておいてほしいです。
■ まとめ
✔ vanish [動詞] 消える ( ≒ disappear )
✔ banish [動詞] を追い出す, 追放する
✔ varnish [名詞] ニス [動詞]ニスを塗る
今回は「 vanish」について30秒で深堀りしてみました。お時間余裕がございましたら、音声での解説もぜひご視聴くださいませ。
「 vanish な余談」も話しています。
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