見出し画像

オケスタサロン①:Orchestra Rep class

オーケストラスタディを学ぶ


私を含む、クラリネットを吹奏楽から始めた方はオーケストラの曲を演奏する機会はあまりないのではと思います。しかし、実際にフルオケで演奏できなくとも、レパートリーを学ぶことは、とても大事です。
事実私は、アメリカへ留学するまではオケで演奏したことも、吹奏楽でアレンジされているのではなく、オリジナルのオケの作品を演奏したこともありませんでした。
クラリネットがオケの中でどんな役割を、響きを担うのか、オケの中での合わせ方等学ぶことが全然わからず無知なことで追いついていくのがやっとだったという記憶があります。あれは確か、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に初めて乗せてもらい、2ndパートを演奏した時、木管セクションがモタモタしていると弦楽器の人たちの「こんな代表曲なんで知らないの?」という冷た〜い視線が感じられ、慌てて音源を聴きまくり勉強した覚えがあります。

私の住んでいる地域にはオーケストラがありません。アマチュアで活動されている数団体がありますが、もっとあってもいいなと思います。
そんな中、だったらオーケストラスタディをやりたい人たちで集まってやってみようということになりました。

クラリネットA管

クラリネットにとってオーケストラ曲に取り組む最大の難関は、A管があるかどうか?
多くの作曲家は、その音色の違いや、選んだ調により、A管を使用することが多いのです。よって、クラリネットA管、B管と最低でも準備する必要があります。オーケストラのオーディションでも必ず、必要とします。
現在学生でクラリネットをやっている方、大人になって始められた方、その中でA管を所有している率はどのくらいおられるのでしょうか? 残念ながら多くはないと思います。 そんなところも遠ざけてしまう一因なのかな。

オケスタサロン                                                                                                                

身近でやりやすい曲をまず選曲して取り組もうと思います。

  • ラデツキー行進曲

  • ベートーベン 交響曲第6番「田園」

ラデツキー行進曲はオリジナルはA管です。しかし、B管用に移調されている楽譜もIMLSP等で手に入りますので、選曲してみました。 また、先日娘の所属する弦楽合奏団でも取り組んでいたので、いつでも合わせられる!と思ったのです。
ベートーベンの田園はやはりオーディションでも必ずといっていいほど要求される作品なので、本格的なクラシック、それもベートーベンに取り組んでみたいと思います。こちらもパート譜はIMLSPで手に入ります。

クラリネット以外のオーケストラ楽器の方もお近くでいらっしゃったら、ぜひやってみませんか?

2月10日(土)11時 @フジヤマクラリネットスタジオ
キックオフミーティング+練習
約5回の練習としてみます
会費初回のみ2,000円
申し込みはHPより:こちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?